▲『黎明之眼』（別ソース：東方網日本語版）

日本軍慰安婦を素材にした初の中国映画「黎明之眼」が満州事変83周年記念日の翌月18日、
全国的に封切られると人民網など中国メディアが14日報道した。

俳優出身の呂小龍監督のこの映画は在米華僑作家、厳歌苓が文学顧問を引き受け、鄭佩佩と
彼女の娘の原子鏸、男優の曾江など香港の有名俳優が主役を演じた。

映画は太平洋戦争末期、中国雲南省松山に日本軍慰安婦に引きずられて行った中国女性が体
験させられた酷い虐待と苦痛を実話を土台に再構成した。また、軍慰安婦被害女性本人だけでな
く、その子孫まで3代にかけて伝えられた癒やされない内面の傷と痛みに光を当てた。

現地メディアらは呂監督が1994年から軍慰安婦問題に関心を持ち、持続的に研究して初めて軍
慰安婦被害者家族の苦痛という素材に焦点を合わせ、日帝の蛮行を写実的にスクリーンに入れ
たと紹介した。

この映画は日帝が犯した代表的な蛮行である南京大虐殺追悼日の昨年12月13日に撮影を始め
た。映画製作関係者は「日本は1931年、満州事変を契機に中国侵略を本格化した時からアジア
の女性たちを軍慰安婦に強制動員しながら、83年が過ぎた今日まで歴史を正しく見ないでいる。
この映画を満州事変勃発日の9月18日に封切りすることにしたのは世人らに、こんな歴史は忘れ
ることもできず、忘れてはならない点を呼び覚ますため」と話した。

(瀋陽=聯合ニュース)シン・ミンジェ記者

ソース：デイリー韓国(韓国語) 中国初の慰安婦素材映画'黎明之眼'9月封切り
http://daily.hankooki.com/lpage/world/201408/dh20140814101817138440.htm

関連動画：中国人慰安婦を描いた映画『黎明之眼』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=oE4za_sli2k