1: 右大臣・大ちゃん之弼 ★ 転載あかん 2019/01/14(月) 20:08:09.73 ID:CAP_USER
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による4回目の中国訪問を受け、両国では「両首脳は非核化交渉のプロセスを共同で研究、調整する」「中国は北朝鮮の信頼できる後方」などと相次いで報じられている。今年は中朝国交樹立から70年となることもあり、中国の習近平・国家主席が就任後はじめて北朝鮮を訪問するとの見方も出ている。昨年、米国のトランプ大統領が「習主席に会ってから金正恩氏は変わった」と公に警告すると、北朝鮮と中国はしばらく大々的な交流を控えていた。しかし2回目の米朝首脳会談が開催されるとの見通しが立ったことで、中朝は改めて蜜月関係を誇示しているようだ。
また2回目の米朝首脳会談で在韓米軍や国連軍司令部の「現状変更」などが議題となる可能性が高いことも、中朝の密月を後押ししているものとみられる。1回目の米朝首脳会談でトランプ大統領はスタッフらと何の相談もせず「韓米合同軍事演習の中断」というプレゼントを金正恩氏に与えた。またこれは北朝鮮はもちろん、東アジアにおける米国の影響力を縮小させたい中国にとっても大きなプレゼントだった。トランプ大統領は在韓米軍についても資金問題からしか考えないような人物だ。同盟を重視してきたマティス国防長官もすでに辞任した。その隙を北朝鮮と中国が見逃すはずがない。米国国内で窮地に追い込まれているトランプ大統領は、北核問題や中国との貿易交渉で一定の成果を得ることばかりに力を入れているため、韓国の安全保障を脅威にさらすとんでもない決定を下す可能性も排除できない。
トランプ大統領の突発的な行動を阻止するには、韓米協力を今後も維持し続ける以外にない。ところが現実は正反対の方向に進んでいる。韓米両国による防衛費分担金問題は10回にわたる実務交渉でも歩み寄ることができなかった。トランプ大統領が韓国に対して分担金を大幅に増やすよう求めているからだ。影響で実務交渉ではなく高官級協議でもこの問題が議題となる見通しだが、これはかつて前例のないことだ。また文在寅(ムン・ジェイン)大統領が新年の記者会見で開城工業団地と金剛山観光の再開に言及すると、米国のタイム誌は「米国との関係を悪化させ、北核廃棄に向けた努力を混乱に陥れかねない」などと懸念を示した。米国は北核廃棄に向けた唯一の手段である制裁について、「韓国はこれを機会さえあれば揺るがそうとしている」などと疑いの目を向けている。
韓半島(朝鮮半島)をめぐる東アジア情勢は最近になって非常に雲行きが怪しくなってきた。英国とフランスは北朝鮮制裁監視のため海上哨戒機と海軍艦艇を日本に送ることを決めた。北核への警戒と同時に中国の膨張政策をけん制するためだ。これに対して韓国は非常にあいまいな立場で金正恩氏とトランプ大統領の顔色をうかがうばかりだ。6・25戦争(朝鮮戦争)以来、韓国は韓米同盟を基盤に安全保障政策を進めてきた。ところが中国と北朝鮮は首脳会談を行い、トランプ大統領と金正恩氏、文大統領と金正恩氏はいずれも親書をやり取りしているが、文大統領とトランプ大統領の間では電話会談が行われたとのニュースさえ聞こえてこない。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/01/14/2019011480006.html
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2019/01/14 08:52
また2回目の米朝首脳会談で在韓米軍や国連軍司令部の「現状変更」などが議題となる可能性が高いことも、中朝の密月を後押ししているものとみられる。1回目の米朝首脳会談でトランプ大統領はスタッフらと何の相談もせず「韓米合同軍事演習の中断」というプレゼントを金正恩氏に与えた。またこれは北朝鮮はもちろん、東アジアにおける米国の影響力を縮小させたい中国にとっても大きなプレゼントだった。トランプ大統領は在韓米軍についても資金問題からしか考えないような人物だ。同盟を重視してきたマティス国防長官もすでに辞任した。その隙を北朝鮮と中国が見逃すはずがない。米国国内で窮地に追い込まれているトランプ大統領は、北核問題や中国との貿易交渉で一定の成果を得ることばかりに力を入れているため、韓国の安全保障を脅威にさらすとんでもない決定を下す可能性も排除できない。
トランプ大統領の突発的な行動を阻止するには、韓米協力を今後も維持し続ける以外にない。ところが現実は正反対の方向に進んでいる。韓米両国による防衛費分担金問題は10回にわたる実務交渉でも歩み寄ることができなかった。トランプ大統領が韓国に対して分担金を大幅に増やすよう求めているからだ。影響で実務交渉ではなく高官級協議でもこの問題が議題となる見通しだが、これはかつて前例のないことだ。また文在寅(ムン・ジェイン)大統領が新年の記者会見で開城工業団地と金剛山観光の再開に言及すると、米国のタイム誌は「米国との関係を悪化させ、北核廃棄に向けた努力を混乱に陥れかねない」などと懸念を示した。米国は北核廃棄に向けた唯一の手段である制裁について、「韓国はこれを機会さえあれば揺るがそうとしている」などと疑いの目を向けている。
韓半島(朝鮮半島)をめぐる東アジア情勢は最近になって非常に雲行きが怪しくなってきた。英国とフランスは北朝鮮制裁監視のため海上哨戒機と海軍艦艇を日本に送ることを決めた。北核への警戒と同時に中国の膨張政策をけん制するためだ。これに対して韓国は非常にあいまいな立場で金正恩氏とトランプ大統領の顔色をうかがうばかりだ。6・25戦争(朝鮮戦争)以来、韓国は韓米同盟を基盤に安全保障政策を進めてきた。ところが中国と北朝鮮は首脳会談を行い、トランプ大統領と金正恩氏、文大統領と金正恩氏はいずれも親書をやり取りしているが、文大統領とトランプ大統領の間では電話会談が行われたとのニュースさえ聞こえてこない。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/01/14/2019011480006.html
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2019/01/14 08:52
引用元: ・【朝鮮日報/社説】中朝関係と非常に対照的な韓米関係[1/14]
【韓国の味方の国ってどこ? 【朝鮮日報/社説】中朝関係と非常に対照的な韓米関係[1/14] 】の続きを読む