韓国紙「韓国日報」によると、中国のテコンドー団体と協力協定を締結する目的で、
ソウル市テコンドー協会の幹部１１人が４月１４日から１７日にかけて北京を訪問した。
４月１４日の夜に、同協会の幹部２人が北京の会員制高級クラブで酒を飲んだ後、
買春した容疑で逮捕された。

韓国メディアによると、容疑者中の一人はソウル市テコンドー協会の元会長の甥だ。
今回は公費出張にもかかわらず、幹部計１１人は大金を使っていた。それは、
韓国テコンドー幹部の腐敗を連想させる。ソウル警察国際犯罪捜査隊は、
公金濫用の可能性を調査している。

韓国テコンドー関連のスキャンダルはこれが初めてではない。２０１３年５月に
行われた韓国全国体育大会高校部のソウル市テコンドー選手選考会で、
ソウル市テコンドー協会の専務や審判委員長による八百長、学生保護者への
賄賂の要求の容疑で計６人が逮捕された。彼らは高校男女テコンドーの試合で
賄賂を受領し八百長審判をしたと自白した。

（翻訳　金慧）

ソース：新華ニュース　2015年06月15日　11時24分
http://www.xinhuaxia.jp/social/72043