1: まぜるな!キケン!! 2020/12/06(日) 09:14:05.66 ID:CAP_USER
韓国の芸能、経済界における、この1カ月間で最も注目された話題は、韓国が誇る国際的なアイドルグループ「BTS(防弾少年団)」が所属する芸能事務所、ビッグ・ヒット・エンターテインメント(以下ビッグヒット)の上場だ。
アジア圏が限界とされていたK-POP市場を、欧米まで拡大させ、次々と成功を収めている「ドル箱」を率いる、この会社に注目が集まったのは、当然のことだ。
◆急騰後に急落
10月15日、ビッグヒットは新規株式公開(IPO)として上場し、数兆ウォンに及ぶ莫大(ばくだい)な資金調達に成功した。
公募価格13万5000ウォンと提示されたビッグヒットの株価は、初値が最高限度額の27万ウォンでスタートし、わずか1時間でストップ高の35万ウォンに到達。一時的に時価総額11兆ウォン超えと「過熱」した。
しかし、以後、株価は勢いを失い、下落。初日の終値は、初値を下回る25万8000ウォンという結果に終わった。
この日の勝者は、公募価格で買った株をストップ高の時点で売り払い、利益を確定した人たちだった。
一方、これにショックを受けたのは、上昇を期待し、いわゆる「ストップ高投資」で株を買った個人投資家たちだ。
実際、株式公開後、うまく上昇の勢いに乗れば、わずか数日で2~3倍の利益を得られるに違いないという夢を見て、信用取引を行った素人投資家たちが少なくなかった。
◆個人投資家はパニック
しかし、株価が過大評価されているという分析が相次ぐと、上場から2週間後の10月末には、公募価格並みの14万2000ウォンまで下がってしまった。つまり、初日にストップ高で株を買った人は50%以上の損失を出したという計算になる。
パニックに陥った個人投資家たちは、集団行動に出た。ネット上でコミュニティーをつくり、証券会社を相手に「払い戻し」を求めたりした。
大統領府のネット掲示板には「公募価格が高過ぎた。不正はなかったか捜査してほしい」というような、あきれた請願まで登場した。
単にニュースに踊らされ、付和雷同したハプニングに見えるかもしれないが、私が今回の事件で強く感じたのは、韓国人に見られる強烈な「一獲千金願望」だ。
一獲千金を狙い、宝くじを買ったり、何かに賭けたりすることは、古今東西で見られる、人間の共通する「願望」の一つとも言えよう。
しかし、韓国人が持つ、その願望はより危険で、より衝動的な欲望だ。つまり、リスクを考えず、衝動的な行動に突き進む傾向が強いことを意味する。
それは現在、韓国で深刻な社会問題になっているインターネット賭博を見ても分かる。
◆欲望の異常さ
インターネット賭博は、韓国では不法行為だ。だが、その市場規模は2019年現在、何と54兆ウォン(約5兆1000億円)に上る。これは韓国の公営ギャンブル市場規模の2倍以上で、日本の防衛予算(5兆3000億円)に匹敵する、とてつもない数字だ。
不法であるため、換金せず、持ち逃げする業者もいるし、補償も限度額もない。また、摘発されたら、利用者も厳しい処罰を受けるが、その程度では、韓国人の欲望を抑制することはできないらしい。市場規模は拡大する一方だ。
その欲望の異常さは、リスクが高い「信用買い残」の金額にも表れている。
今年7月、韓国取引所(KRX)の信用買い残は13兆5170億ウォン(約1兆2000億円)で歴代最高を記録した。参考までに、同じ7月、日本取引所グループ(JPX)の信用買い残は2兆1949億円である。
数字的には、韓国が日本の半分くらいだが、JPXの時価総額がKRXの4倍であることを考え合わせれば、信用取引、つまり借金というリスクを負いながらでも、一獲千金を狙うような取引が、日本よりずっと多いことが分かる。
ちなみに、韓国は投資の中で最もリスクが高いとされる派生商品の取引金額が01~10年に世界1位を記録した国。一獲千金の誘惑に弱い人たちが、それだけ多いということの裏付けだ。
大きな損害を被った韓国の個人投資家たちは、芸能事務所や証券会社を恨んでいる。だが、実のところ本件は、一獲千金を夢見た韓国人の欲望に対し突き付けられた現実に過ぎない。
2020年12月06日09時00分 ◆ジャーナリスト・崔 碩栄◆
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120400679&g=int
アジア圏が限界とされていたK-POP市場を、欧米まで拡大させ、次々と成功を収めている「ドル箱」を率いる、この会社に注目が集まったのは、当然のことだ。
◆急騰後に急落
10月15日、ビッグヒットは新規株式公開(IPO)として上場し、数兆ウォンに及ぶ莫大(ばくだい)な資金調達に成功した。
公募価格13万5000ウォンと提示されたビッグヒットの株価は、初値が最高限度額の27万ウォンでスタートし、わずか1時間でストップ高の35万ウォンに到達。一時的に時価総額11兆ウォン超えと「過熱」した。
しかし、以後、株価は勢いを失い、下落。初日の終値は、初値を下回る25万8000ウォンという結果に終わった。
この日の勝者は、公募価格で買った株をストップ高の時点で売り払い、利益を確定した人たちだった。
一方、これにショックを受けたのは、上昇を期待し、いわゆる「ストップ高投資」で株を買った個人投資家たちだ。
実際、株式公開後、うまく上昇の勢いに乗れば、わずか数日で2~3倍の利益を得られるに違いないという夢を見て、信用取引を行った素人投資家たちが少なくなかった。
◆個人投資家はパニック
しかし、株価が過大評価されているという分析が相次ぐと、上場から2週間後の10月末には、公募価格並みの14万2000ウォンまで下がってしまった。つまり、初日にストップ高で株を買った人は50%以上の損失を出したという計算になる。
パニックに陥った個人投資家たちは、集団行動に出た。ネット上でコミュニティーをつくり、証券会社を相手に「払い戻し」を求めたりした。
大統領府のネット掲示板には「公募価格が高過ぎた。不正はなかったか捜査してほしい」というような、あきれた請願まで登場した。
単にニュースに踊らされ、付和雷同したハプニングに見えるかもしれないが、私が今回の事件で強く感じたのは、韓国人に見られる強烈な「一獲千金願望」だ。
一獲千金を狙い、宝くじを買ったり、何かに賭けたりすることは、古今東西で見られる、人間の共通する「願望」の一つとも言えよう。
しかし、韓国人が持つ、その願望はより危険で、より衝動的な欲望だ。つまり、リスクを考えず、衝動的な行動に突き進む傾向が強いことを意味する。
それは現在、韓国で深刻な社会問題になっているインターネット賭博を見ても分かる。
◆欲望の異常さ
インターネット賭博は、韓国では不法行為だ。だが、その市場規模は2019年現在、何と54兆ウォン(約5兆1000億円)に上る。これは韓国の公営ギャンブル市場規模の2倍以上で、日本の防衛予算(5兆3000億円)に匹敵する、とてつもない数字だ。
不法であるため、換金せず、持ち逃げする業者もいるし、補償も限度額もない。また、摘発されたら、利用者も厳しい処罰を受けるが、その程度では、韓国人の欲望を抑制することはできないらしい。市場規模は拡大する一方だ。
その欲望の異常さは、リスクが高い「信用買い残」の金額にも表れている。
今年7月、韓国取引所(KRX)の信用買い残は13兆5170億ウォン(約1兆2000億円)で歴代最高を記録した。参考までに、同じ7月、日本取引所グループ(JPX)の信用買い残は2兆1949億円である。
数字的には、韓国が日本の半分くらいだが、JPXの時価総額がKRXの4倍であることを考え合わせれば、信用取引、つまり借金というリスクを負いながらでも、一獲千金を狙うような取引が、日本よりずっと多いことが分かる。
ちなみに、韓国は投資の中で最もリスクが高いとされる派生商品の取引金額が01~10年に世界1位を記録した国。一獲千金の誘惑に弱い人たちが、それだけ多いということの裏付けだ。
大きな損害を被った韓国の個人投資家たちは、芸能事務所や証券会社を恨んでいる。だが、実のところ本件は、一獲千金を夢見た韓国人の欲望に対し突き付けられた現実に過ぎない。
2020年12月06日09時00分 ◆ジャーナリスト・崔 碩栄◆
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120400679&g=int
引用元: ・【崔 碩栄】 韓国人の一獲千金願望、より衝動的でより危険 [12/06] [荒波φ★]
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