1: 荒波φ ★ 2017/10/20(金) 10:38:23.61 ID:CAP_USER
米国のトランプ大統領は来月5日に韓国にやって来るが、その前に日本で安倍首相とのゴルフ会談を含む2泊3日のスケジュールが組まれている。トランプ大統領と安倍首相は2月に安倍首相が訪米した際にも二人でゴルフを行い個人的な関係を深めた。この時は二人で27ホールを回り、さらに朝食、昼食、夕食全てを共にしたが、これは首脳会談の歴史では非常に珍しいことだ。
今回トランプ大統領は11月6日に安倍首相と首脳会談を行い、直後に米国大統領として初めて日本の国家安全保障会議(NSC)にも出席する。安全保障問題で日米両国が完全に一体化していることを内外に示すためだ。北朝鮮によって拉致され死亡したと伝えられる横田めぐみさんの両親との面会も組まれた。日米両国はトランプ大統領の訪日を契機にさらに結束を強め、北朝鮮に対し完全に一致した態度で臨もうとしているようだ。
これに対してトランプ大統領の韓国における2日間の日程を見ると、国会での演説以外に特に注目すべき内容はない。トランプ大統領が非武装地帯(DMZ)を訪問し、北朝鮮に警告のメッセージを送ることも検討されたが、結局は実現しなかった。韓国大統領府は否定しているが、米国と日本のメディアは「韓国政府がDMZ訪問に反対した」と報じている。
これまで韓国を訪れた歴代の米国大統領は、外交上の重要な時期には必ずDMZに立ち寄り、韓米両国の結束を強調してきた。クリントン元大統領は「帰らざる橋」を自ら直接歩いている。
また韓国における北朝鮮拉致被害者は日本よりもはるかに多いが、トランプ大統領は彼らと面会する予定はない。韓国に3万人以上定住している脱北者の代表に会い、北朝鮮の実情を直接聞くことも大きな意味がありそうだが、これもスケジュールには組まれなかった。
韓国大統領府はトランプ大統領の来韓が25年ぶりの国賓訪問であることと、国会演説が行われるのも24年ぶりである点を強調している。もちろんいずれも大きな意味はあるが、日本と比較すればスケジュール全体にどうしても物足りなさを感じる。米国大統領が韓国と日本を同時に訪問するにもかかわらず、そのスケジュールにここまで差がある理由は間違いなく外交力と切実さの違いであって、単に国力の差から来るものではない。
潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長は米国、中国、日本、ロシアに派遣された韓国大使が意外な人物だったことについて「外交官は誰でもよいと考えているようだ」と評していた事実が最近報じられた。外交官たちの経験をことごとく無視し、単に自分たちと考え方が一致する人物ばかり重用する現政権の人事に対する批判だ。現在この4カ国大使の中で相手国の政策に少しでも何らかの影響力を行使できるような人物は見当たらない。
外交によって国際社会を渡っていかねばならない韓国が、主要国の大使をこのように決めているようでは国益を守ることはできない。
2017/10/20 10:07
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/10/20/2017102001003.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/10/20/2017102001003_2.html
今回トランプ大統領は11月6日に安倍首相と首脳会談を行い、直後に米国大統領として初めて日本の国家安全保障会議(NSC)にも出席する。安全保障問題で日米両国が完全に一体化していることを内外に示すためだ。北朝鮮によって拉致され死亡したと伝えられる横田めぐみさんの両親との面会も組まれた。日米両国はトランプ大統領の訪日を契機にさらに結束を強め、北朝鮮に対し完全に一致した態度で臨もうとしているようだ。
これに対してトランプ大統領の韓国における2日間の日程を見ると、国会での演説以外に特に注目すべき内容はない。トランプ大統領が非武装地帯(DMZ)を訪問し、北朝鮮に警告のメッセージを送ることも検討されたが、結局は実現しなかった。韓国大統領府は否定しているが、米国と日本のメディアは「韓国政府がDMZ訪問に反対した」と報じている。
これまで韓国を訪れた歴代の米国大統領は、外交上の重要な時期には必ずDMZに立ち寄り、韓米両国の結束を強調してきた。クリントン元大統領は「帰らざる橋」を自ら直接歩いている。
また韓国における北朝鮮拉致被害者は日本よりもはるかに多いが、トランプ大統領は彼らと面会する予定はない。韓国に3万人以上定住している脱北者の代表に会い、北朝鮮の実情を直接聞くことも大きな意味がありそうだが、これもスケジュールには組まれなかった。
韓国大統領府はトランプ大統領の来韓が25年ぶりの国賓訪問であることと、国会演説が行われるのも24年ぶりである点を強調している。もちろんいずれも大きな意味はあるが、日本と比較すればスケジュール全体にどうしても物足りなさを感じる。米国大統領が韓国と日本を同時に訪問するにもかかわらず、そのスケジュールにここまで差がある理由は間違いなく外交力と切実さの違いであって、単に国力の差から来るものではない。
潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長は米国、中国、日本、ロシアに派遣された韓国大使が意外な人物だったことについて「外交官は誰でもよいと考えているようだ」と評していた事実が最近報じられた。外交官たちの経験をことごとく無視し、単に自分たちと考え方が一致する人物ばかり重用する現政権の人事に対する批判だ。現在この4カ国大使の中で相手国の政策に少しでも何らかの影響力を行使できるような人物は見当たらない。
外交によって国際社会を渡っていかねばならない韓国が、主要国の大使をこのように決めているようでは国益を守ることはできない。
2017/10/20 10:07
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/10/20/2017102001003.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/10/20/2017102001003_2.html
引用元: ・【朝鮮日報/社説】韓日の外交力格差を示すトランプ大統領のアジア歴訪日程 単に国力の差から来るものではない[10/20]
【【寄ってもらえるだけありがたいと思えよ】「トランプ大統領の来韓、日本と比較すれば物足りなさを感じる」朝鮮日報】の続きを読む