1: ねこ名無し ★@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 13:56:49.42 ID:CAP_USER.net
世界的な未来学者アルビン・トフラーは、韓国の教育について唯一評価が辛かった。教育現場の取材の真っ最中だった2007年に聞いた彼の話を、人類を襲った人工知能(AI)「アルファ碁現象」のおかげでこの頃さらに生々しく思い出す。
要旨はこうだ。「韓国の学生たちは一日10時間以上を学校と塾で、未来に必要ない知識と存在することもない職業のために時間を浪費している。韓国の教育は、工場でシミュレーション作業をしているようで結果的には工場の人材を作る仕事に過ぎない」
当時は「キリ」で胸をさされたようだった。子供たちの夢や意欲を伸ばしてあげられない画一的な官治教育の患部をつかれたためだ。
国家の未来は教育にかかっているとして、創意性を窒息させるタイヤキ(金太郎飴)教育をやり直すべきだという彼の処方に頭が下がる思いだった。
ところが意外な反転が出てきた。2009年に就任したバラク・オバマ米国大統領が、トフラーとは正反対に韓国の教育を称賛したのだ。議会演説やタウンホールミーティング、学校現場の訪問など機会があるたびに称賛した。分かっているだけでも20回近くになる。
「韓国の子供たちはビデオゲームやテレビを見ることに時間を浪費せず、数学・科学・外国語を学んでいる」(2009年)、「米国の学生たちは約30%しか教室で高速インターネットを利用できないのに、韓国のような国は100%だ」(2014年)、
「韓国の教師の給与は医師水準で尊敬も受けている」(2015年)としてうらやんだ。
真偽に関係なく教育部はそれを喜んだ。だが本当にそのような資格があるだろうか。
学校と塾を行き来する世界最長の学習時間、経済協力開発機構(OECD)加盟国での青少年自殺率1位、私教育に左右される学生たちの実力、留学生9万人が年間23億ドルを米国に捧げる現実…。
オバマ大統領はこのような韓国の後進的な教育生態系を分かっていながら教育の熱意を高く評価してうらやんだのだろうか。
ところで本当に私たちがうらやむことが起こった。オバマ夫妻の教育との蜜月ぶりだ。2人の娘の母親でもあるミッシェル・オバマ氏は教育の伝導師を自任している。ラッパーに変身して「夢を現実に変えるには大学に行け」と踊りミュージックビデオまで撮った。
大学進学率が40%台にとどまると「成功するには勉強を」というキャンペーンを行ったのに続く破格的な行動だ。私たちには想像もできないことだ。
任期の末年にオバマ大統領はジョージ・W・ブッシュ政権が13年前に主張した「落第学生防止法(No Child Left Behind Act)」を放棄して「全学生成功法(Every Student Succeeds Act)」に署名した。
画一的な平準化教育の限界を認め、学生・保護者・学校の自律性の拡大を通した創意教育にパラダイムを変えたのだ。
彼の最近のラジオ演説の動画を見ると、現場でなぜ共感するのか分かるようだった。
ソフトウェア(SW)教育に40億ドルを投資するという「みんなのためのコンピューター科学(Computer Science for All)」プロジェクトに対する感性的な説明が、ちくちくと胸にこたえた。
「自動車の整備工たちは単にオイルだけに手をかけるのではない。宇宙飛行では関連コードよりも100倍も多い1億列のソースコードを見ながら仕事をする」という部分が特にそうだ。実行計画も明確だ。
政府だけでなく州知事、市長、国立科学財団、グーグル、セールスフォース、コーディング教育の団体とともに進めて教師も確保するといった。2年前に大々的に「SW中心社会の元年」を宣言していても教師さえまともに確保できない韓国とは対照的だ。
うらやむ対象はまさに米国の教育ではないのか。
オバマ大統領が本当に韓国の教育に片思いしていたのかは依然として疑問だが、重要なことは韓国の現実だ。トフラーが積弊だと指摘したタイヤキ教育から脱皮できないのに、アルファ碁を開発したデミス・ハサビスのような人物が出てくることができようか。
教授出身の教育部長次官は退けばそれで終わりで、官僚たちは魂もなく動いて空回りばかりしていたことが大きな原因だ。この時に必要なのが大統領の情熱と馬鹿力だ。
親のような気持ちで現場を訪れ、挑戦と探求精神を呼び込み、SW教育に力を与えれば、オバマ大統領が本当にうらやむかもしれない。トフラーの9年前のキリが、アルファ碁よりも胸をえぐられる思いにしている現実が残念だ。
ヤン・ヨンユ論説委員
http://japanese.joins.com/article/179/213179.html
http://japanese.joins.com/article/180/213180.html
要旨はこうだ。「韓国の学生たちは一日10時間以上を学校と塾で、未来に必要ない知識と存在することもない職業のために時間を浪費している。韓国の教育は、工場でシミュレーション作業をしているようで結果的には工場の人材を作る仕事に過ぎない」
当時は「キリ」で胸をさされたようだった。子供たちの夢や意欲を伸ばしてあげられない画一的な官治教育の患部をつかれたためだ。
国家の未来は教育にかかっているとして、創意性を窒息させるタイヤキ(金太郎飴)教育をやり直すべきだという彼の処方に頭が下がる思いだった。
ところが意外な反転が出てきた。2009年に就任したバラク・オバマ米国大統領が、トフラーとは正反対に韓国の教育を称賛したのだ。議会演説やタウンホールミーティング、学校現場の訪問など機会があるたびに称賛した。分かっているだけでも20回近くになる。
「韓国の子供たちはビデオゲームやテレビを見ることに時間を浪費せず、数学・科学・外国語を学んでいる」(2009年)、「米国の学生たちは約30%しか教室で高速インターネットを利用できないのに、韓国のような国は100%だ」(2014年)、
「韓国の教師の給与は医師水準で尊敬も受けている」(2015年)としてうらやんだ。
真偽に関係なく教育部はそれを喜んだ。だが本当にそのような資格があるだろうか。
学校と塾を行き来する世界最長の学習時間、経済協力開発機構(OECD)加盟国での青少年自殺率1位、私教育に左右される学生たちの実力、留学生9万人が年間23億ドルを米国に捧げる現実…。
オバマ大統領はこのような韓国の後進的な教育生態系を分かっていながら教育の熱意を高く評価してうらやんだのだろうか。
ところで本当に私たちがうらやむことが起こった。オバマ夫妻の教育との蜜月ぶりだ。2人の娘の母親でもあるミッシェル・オバマ氏は教育の伝導師を自任している。ラッパーに変身して「夢を現実に変えるには大学に行け」と踊りミュージックビデオまで撮った。
大学進学率が40%台にとどまると「成功するには勉強を」というキャンペーンを行ったのに続く破格的な行動だ。私たちには想像もできないことだ。
任期の末年にオバマ大統領はジョージ・W・ブッシュ政権が13年前に主張した「落第学生防止法(No Child Left Behind Act)」を放棄して「全学生成功法(Every Student Succeeds Act)」に署名した。
画一的な平準化教育の限界を認め、学生・保護者・学校の自律性の拡大を通した創意教育にパラダイムを変えたのだ。
彼の最近のラジオ演説の動画を見ると、現場でなぜ共感するのか分かるようだった。
ソフトウェア(SW)教育に40億ドルを投資するという「みんなのためのコンピューター科学(Computer Science for All)」プロジェクトに対する感性的な説明が、ちくちくと胸にこたえた。
「自動車の整備工たちは単にオイルだけに手をかけるのではない。宇宙飛行では関連コードよりも100倍も多い1億列のソースコードを見ながら仕事をする」という部分が特にそうだ。実行計画も明確だ。
政府だけでなく州知事、市長、国立科学財団、グーグル、セールスフォース、コーディング教育の団体とともに進めて教師も確保するといった。2年前に大々的に「SW中心社会の元年」を宣言していても教師さえまともに確保できない韓国とは対照的だ。
うらやむ対象はまさに米国の教育ではないのか。
オバマ大統領が本当に韓国の教育に片思いしていたのかは依然として疑問だが、重要なことは韓国の現実だ。トフラーが積弊だと指摘したタイヤキ教育から脱皮できないのに、アルファ碁を開発したデミス・ハサビスのような人物が出てくることができようか。
教授出身の教育部長次官は退けばそれで終わりで、官僚たちは魂もなく動いて空回りばかりしていたことが大きな原因だ。この時に必要なのが大統領の情熱と馬鹿力だ。
親のような気持ちで現場を訪れ、挑戦と探求精神を呼び込み、SW教育に力を与えれば、オバマ大統領が本当にうらやむかもしれない。トフラーの9年前のキリが、アルファ碁よりも胸をえぐられる思いにしている現実が残念だ。
ヤン・ヨンユ論説委員
http://japanese.joins.com/article/179/213179.html
http://japanese.joins.com/article/180/213180.html
引用元: ・【中央日報】韓国教育を称賛したオバマは、本当に韓国教育に片思いしていたのか[3/14]
【妄想片思い【中央日報】韓国教育を称賛したオバマは、本当に韓国教育に片思いしていたのか[3/14]】の続きを読む