検察、『釜山（プサン）版るつぼ』事件『強制わいせつなかった』結論
検察市民委員会議決経て盲学校教師無嫌疑決定


『釜山（プサン）版るつぼ』事件で知らされた釜山（プサン）盲学校教師の学生セクハラ疑惑事件を捜査した検察が強制わいせつがなかったという最終結論を下した。

釜山（プサン）地検刑事3部(パク・スンファン部長検事)は26日、釜山（プサン）盲学校A教師の学生セクハラ疑惑に対して検察市民委員会の議決を経て『疑惑なし』の処分をしたと明らかにした。

検察はA教師が学生たちに教師として不適切な身体的接触をしたがそういう行為をした場所、情況、程度、被疑者の普段の性格と行動などを総合的に考慮する時醜行だと見るのは難しいと判断した。

Aさんは釜山（プサン）盲学校教師で在職した2010年4月から2013年6月まで視覚障害者である被害学生たちに腕で首を締める俗称『ヘッドロック』等身体接触をした疑惑を受けた。

被害者は初めから被疑者に対する処罰を望まなくてこの事件が性暴行事件に飛び火するのを憂慮したことが検察の調査であらわれた。

検察は「マスコミで実体より膨らんだ『釜山（プサン）版るつぼ』という名前で繰り返し露出したせいで被疑者だけでなく被害者の人権までも深刻に侵害される結果を産んだ」と話した。

検察はこの事件の被疑者の行為内容が典型的な強制わいせつと見るのは難しい点があり事件時間と場所、被害者が当時感じた感情などを総合的に考慮すれば強制わいせつには達しなかったと判断したと無嫌疑理由を説明した。

釜山（プサン）地検はこの事件に対する市民の見解を反映するために去る15日検察市民委員会に審議を回付し、不起訴にしなければなければならないと議決するにつれ被疑者に対して無嫌疑処分したと明らかにした。

一方A教師は今回の事件と関連して去る1月解任された。

釜山市（プサンシ）教育庁は当時、この事件と関連して懲戒委員会を開いてA教師を解任して釜山（プサン）盲学校校長を教頭で降格するなど重い懲戒5人(解任1人、降格1人、停職3人)、警告懲戒4人(減給3人、けん責1人)、不問警告3人を決めた。

韓国日報（韓国語）
http://daily.hankooki.com/lpage/society/201405/dh20140526120541137780.htm