1: 蚯蚓φ ★ 2018/08/22(水) 19:10:27.41 ID:CAP_USER
韓国と日本にとって8月は「歴史の季節」だ。日本の「終戦」記念日、韓国の光復節の8月15日、両国指導者がどんなメッセージを送るのかに世界の注目が集まるからだ。
▲木宮正史(キミヤ・タダシ)東大教授
最近10年、日本は韓国大統領の韓日関係言及に大きな関心を持つようになった。歴史問題で韓日間の隙間が深くなったことを意味する。去る15日、ムン・ジェイン大統領の光復節祝辞はどうだったか。安倍晋三総理を「東北アジア平和繁栄のパートナー」と言って北日国交正常化に期待感も表わした。北朝鮮の非核化にともなう平和繁栄の実現に日本の協力が必要だというムン・ジェイン政権の意思が反映されていると見られる。
歴史問題をめぐる韓日の姿勢は大きく変わった。過去には韓国が歴史に執着し日本は歴史にこだわらず未来に進むという姿勢だった。しかし、最近では歴史と現在進行形の韓日関係は別と韓国が強調する一方、むしろ歴史問題に日本側が過敏に反応している。
何年か前の留学生関連学内会議で「韓国は反日の国だから」と言う日本人同僚の発言に驚いたことがある。韓国留学生に特別な配慮が必要だ、というのが彼の意図だったが。日本では「日本が何をしても韓国の反日は変わらない。韓日関係に期待しない方が良い」という考えが広がっている。
日本を訪れる韓国人が今年750万人を越えるという。韓国の若者が仕事を探して日本に来る現象も見られる。この様な現実で多くの韓国人にとって「韓国は反日」という日本の見解は驚くべきだろう。韓国人を見る日本の見解と実際の韓国人の間には乖離があることを日本は冷静に認識しなければならない。
なぜ日本では「韓国は反日」という主張が急速に広がったのか。1998年、金大中(キム・デジュン)・小渕共同宣言以後、韓日関係20年に原因を求めることができる。共同宣言で韓日が新しい段階に入ったと期待した日本人は今、「韓国の反日は変わらない。韓国に期待するのをやめよう」とあきらめ始めた。
領土問題をめぐり「外交戦争も辞さない」と言う盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権、独島(ドクト)を電撃訪問(日本では「竹島上陸」と表現)した李明博(イ・ミョンバク)政権、慰安婦問題解決を前提条件に韓日首脳会談に応じなかった朴槿恵(パク・クネ)政権を見ながらそのような考えが大きくなった。
その責任を韓国だけに問うてはならない。日本側で配慮が不足した側面もある。心配なのは日本社会の変化に韓国が鈍感だという点だ。歴史で被害者・加害者という韓日関係は厳格に存在する。しかし、中国に追い越された日本が韓国にも追いつかれる東アジアの構造変化の中、歴史問題で日本が圧迫を受けていることで「被害者意識」を持つようになったのではないか。
反対に韓国ではこれまで言えなかったことを日本に対する経済的依存から脱した今こそ「正義」に基づいて堂々と言わなければならないと考えているようだ。日本が過去の歴史についてさらに真剣な態度を見せるべきだという声も聞こえる。私自身そのように考える。しかし、一人だけで言うのは容易ではない。韓国の協力が必要だ。
20年前、キム・デジュン元大統領が日本の国会演説で戦後日本が歩いてきた平和・繁栄の道をほめた、韓国のどの大統領もできなかったことを何故したのかは重要な示唆を投げる。多くの日本人に感動を与えることによって日本を動かし、2002年9月、小泉純一郎元総理の北朝鮮訪問と北日平壌(ピョンヤン)宣言で対北朝鮮和解協力政策に対する韓日協力を導き出すことに成功したからだ。
韓半島の平和と繁栄を主導する韓国の役割が順次再評価されている。日本社会に韓国の肯定的イメージを浸透させる点でキム・デジュン大統領の対日政策は参考にならないだろうか。ムン・ジェイン大統領にも非常に期待される。
ソース:ソウル新聞(韓国語) [グローバルIn&Out]日本が歴史に鋭敏になる理由は/木宮正史東京大教授
http://seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20180822033005
前スレ:https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1534919010/
★1の立った時間:2018/08/22(水) 15:23:30.56
▲木宮正史(キミヤ・タダシ)東大教授
最近10年、日本は韓国大統領の韓日関係言及に大きな関心を持つようになった。歴史問題で韓日間の隙間が深くなったことを意味する。去る15日、ムン・ジェイン大統領の光復節祝辞はどうだったか。安倍晋三総理を「東北アジア平和繁栄のパートナー」と言って北日国交正常化に期待感も表わした。北朝鮮の非核化にともなう平和繁栄の実現に日本の協力が必要だというムン・ジェイン政権の意思が反映されていると見られる。
歴史問題をめぐる韓日の姿勢は大きく変わった。過去には韓国が歴史に執着し日本は歴史にこだわらず未来に進むという姿勢だった。しかし、最近では歴史と現在進行形の韓日関係は別と韓国が強調する一方、むしろ歴史問題に日本側が過敏に反応している。
何年か前の留学生関連学内会議で「韓国は反日の国だから」と言う日本人同僚の発言に驚いたことがある。韓国留学生に特別な配慮が必要だ、というのが彼の意図だったが。日本では「日本が何をしても韓国の反日は変わらない。韓日関係に期待しない方が良い」という考えが広がっている。
日本を訪れる韓国人が今年750万人を越えるという。韓国の若者が仕事を探して日本に来る現象も見られる。この様な現実で多くの韓国人にとって「韓国は反日」という日本の見解は驚くべきだろう。韓国人を見る日本の見解と実際の韓国人の間には乖離があることを日本は冷静に認識しなければならない。
なぜ日本では「韓国は反日」という主張が急速に広がったのか。1998年、金大中(キム・デジュン)・小渕共同宣言以後、韓日関係20年に原因を求めることができる。共同宣言で韓日が新しい段階に入ったと期待した日本人は今、「韓国の反日は変わらない。韓国に期待するのをやめよう」とあきらめ始めた。
領土問題をめぐり「外交戦争も辞さない」と言う盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権、独島(ドクト)を電撃訪問(日本では「竹島上陸」と表現)した李明博(イ・ミョンバク)政権、慰安婦問題解決を前提条件に韓日首脳会談に応じなかった朴槿恵(パク・クネ)政権を見ながらそのような考えが大きくなった。
その責任を韓国だけに問うてはならない。日本側で配慮が不足した側面もある。心配なのは日本社会の変化に韓国が鈍感だという点だ。歴史で被害者・加害者という韓日関係は厳格に存在する。しかし、中国に追い越された日本が韓国にも追いつかれる東アジアの構造変化の中、歴史問題で日本が圧迫を受けていることで「被害者意識」を持つようになったのではないか。
反対に韓国ではこれまで言えなかったことを日本に対する経済的依存から脱した今こそ「正義」に基づいて堂々と言わなければならないと考えているようだ。日本が過去の歴史についてさらに真剣な態度を見せるべきだという声も聞こえる。私自身そのように考える。しかし、一人だけで言うのは容易ではない。韓国の協力が必要だ。
20年前、キム・デジュン元大統領が日本の国会演説で戦後日本が歩いてきた平和・繁栄の道をほめた、韓国のどの大統領もできなかったことを何故したのかは重要な示唆を投げる。多くの日本人に感動を与えることによって日本を動かし、2002年9月、小泉純一郎元総理の北朝鮮訪問と北日平壌(ピョンヤン)宣言で対北朝鮮和解協力政策に対する韓日協力を導き出すことに成功したからだ。
韓半島の平和と繁栄を主導する韓国の役割が順次再評価されている。日本社会に韓国の肯定的イメージを浸透させる点でキム・デジュン大統領の対日政策は参考にならないだろうか。ムン・ジェイン大統領にも非常に期待される。
ソース:ソウル新聞(韓国語) [グローバルIn&Out]日本が歴史に鋭敏になる理由は/木宮正史東京大教授
http://seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20180822033005
前スレ:https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1534919010/
★1の立った時間:2018/08/22(水) 15:23:30.56
引用元: ・【日韓】 日本が歴史に敏感になったのは歴史問題で韓国から圧迫され『被害者意識』持ったから/木宮正史東大教授★2[08/21]
【いい加減、歴史を直視しろよ【日韓】 日本が歴史に敏感になったのは歴史問題で韓国から圧迫され『被害者意識』持ったから/木宮正史東大教授★2[08/21] 】の続きを読む