家宅捜索渦中にクムスウォン大講堂で検察捜査官昼寝



▲去る11日、京畿安城（アンソン）のクムスウォンを家宅捜索した検察職員が真昼に昼寝をしている。 2014.06.12/ニューシス

検察と警察が6000人余りを動員してキリスト教福音浸礼会本山であるクムスウォンを家宅捜索する最中に検察捜査官がクムスウォン内部の大講堂で昼寝をしたことが明らかになって物議をかもしている。

総合編成チャネル <MBN>は11日、クムスウォン大講堂に入った検察捜査官が交代でマットレスに横になって寝て寝る姿を撮影して報道した。寝る捜査官は身分証を付けていてひと目で身分が明らかだ。午後1時から始まった昼寝行列は午後4時頃まで続いた。検察捜査官が寝る間、警察800人余りは信徒の進入を防ぐために大講堂建物を封じ込めていた。

検警はこの日午前8時45分頃、大講堂に進入した。大講堂は週末ごとにクウォン派信徒1万人余りが集まって礼拝を行う所でクウォン派の立場では中心の場所だ。検警は大講堂にユ前会長を助けた核心助力者などが隠れていると見て1次家宅捜索対象として午前ずっと集中捜索した。検警はひょっとしてあるかもしれない秘密通路などを探すのに注力したがこれと言った成果は上げることができなかった。午後から検警は大講堂だけでなく山などで家宅捜索場所を広げた。

これに対して仁川（インチョン）地検関係者は「大講堂内部に記者、信徒、捜査官などとても多くの人々が集まっていた。彼らの中には寝る人もいたが捜査官も1、2人うとうとしたと聞いた。20余人ずつ戻って寝たという報道内容は事実と違う」と説明した。

ハンギョレ新聞（韓国語）
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/641999.html