1: ダース・シコリアン卿 ★@無断転載は禁止 2016/12/18(日) 20:25:36.16 ID:CAP_USER
1948年8月15日の大韓民国の出帆を、国定歴史教科書が「大韓民国樹立」と表現していることをめぐって論争が繰り広げられる中、この問題を学術的に検討する場が設けられた。

12日に国立古宮博物館で開かれた東北アジア歴史財団主催の学術大会では、国定教科書執筆メンバーの金明燮(キム・ミョンソプ)延世大学教授、「大韓民国樹立」を支持する姜圭炯(カン・ギュヒョン)明知大学教授、「1919年建国論」を主張する韓詩俊(ハン・シジュン)壇国大学教授がテーマ発表を担当し、梁承兌(ヤン・スンテ)梨花女子大名誉教授、鄭栄薫(チョン・ヨンフン)韓国学中央研究院教授、キム・チャンロク慶北大学教授が討論者として参加した。

金明燮教授は「前近代的な『朝鮮主権』を乗り越えて誕生した近代的な『大韓主権』は、1897年の大韓帝国、1919年の大韓民国臨時政府、48年の大韓民国と受け継がれた。『建国』ではなく『樹立』という表現を使ったのは、19年以降30年にわたる近代国家建設の努力の完成が大韓民国であることを明らかにするためだった」と語った。

姜圭炯教授は「大韓帝国、三・一独立運動、大韓民国臨時政府、解放、大韓民国は互いに対立する事件ではなく、共存し、統合される歴史的段階と理解すべき。19年の大韓民国臨時政府樹立は『精神的建国』、48年の大韓民国樹立は『実質的建国』といえる」と語った。

一方、韓詩俊教授は「『48年建国論』は、大韓民国臨時政府が国家の要素を備えていることから事実ではなく、臨時政府の継承を明らかにした憲法にも違反する。臨時政府を否定したら歴史を歪曲(わいきょく)・縮小することになり、南北を対等関係にして北朝鮮を利する、利敵行為になる」と語った。

討論で最初の争点になったのは、大韓民国臨時政府を国家と見ることができるか、という点だった。梁承兌教授は「臨時政府には国民代表性、統治権、国際法的な承認が備わっていないので、国家とは見なせない」と語った。キム・チャンロク教授は「臨時政府は内政・外交・国防の面で一定の実績があるので、実効性を持った国家と見るべき」と語った。

鄭栄薫教授は「『領土・国民・主権を備えた権力機関』という国家の定義を厳格に適用するなら、臨時政府は不安定な国家であって、きちんとした条件を備えた国家は48年に『建国』されたといえる」と語った。

2番目の争点は、「大韓民国樹立」という表現がニューライトの歴史観や「建国節」の主張につながるか、という点だった。鄭栄薫教授は「『48年建国論』を容易に受け入れられないのは、大韓民国を民族・民族史と切り離そうとする意図が下敷きになっているから」と語った。

梁承兌教授は「8・15は『建国日』ではあるが、この日を『建国節』とだけ規定して『光復』(日本の植民地支配からの解放)の意味が色あせてはいけない」と語った。これに対し、金明燮教授は「これまでいかなるニューライト団体にも加入したことはなく、ニューライトと結び付けないでほしい」と語った。

姜圭炯教授は「『大韓民国樹立・建国』と建国節の主張は別」と語った。

12日の討論会には、「大韓民国樹立」という表現に反対する光復会のメンバーが大挙して出席し、大声を上げるという緊張した雰囲気の中で行われた。

李先敏(イ・ソンミン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/12/16/2016121601822.html

引用元: ・【韓国】国定教科書:「1948年大韓民国樹立」めぐり学術大会、客席から怒号も 臨時政府を否定したら歴史を歪曲[12/18] [無断転載禁止]©2ch.net

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