『無免許運転者』狙った自害恐喝団首根っこ
忠南（チュンナム）警察、無免許運転者恐喝した一党14人検挙


交通安全教育を受けようと道路交通公団を訪問した無免許運転者を相手にわざと交通事故を出して合意金を奪った一党が警察に捕まった。

忠南（チュンナム）地方警察庁広域捜査隊は29日、無免許運転者の車両の後についていってわざわざ交通事故を出して金品を奪った疑惑(暴力行為など処罰に関する法律違反など)でキム某(53)さんなど5人を拘束してチェ某(44)さんなど9人を不拘束立件した。

警察によればキム氏などは昨年7月30日午後4時30分頃、道路交通公団清州（チョンジュ）教育場で教育を終えて出てくるパク某(53)さんの車両の後についていってわざと事故を起こした後、合意金名目で1千700万ウォンを奪うなど2012年2月から最近まで全国の道路交通公団教育場を回って同じ手法で81回にかけて5億4千145万ウォンを奪った疑惑を受けている。

調査の結果、これらは犯行対象を探す『物色組』、無免許運転者の車両にぶつかる『患者』、事故後に合意を誘導する『解決者』などに役割を分けた後、免許停止・取り消しで交通安全教育を受けようと道路交通公団を訪問した人々に接近して免許取消の有無および住居地などを知った。

引き続き無免許運転者が教育を終えて戻る時、車両にわざわざそっとぶつかって交通事故を誘発した。

事故がおきれば車両にぶつかる役割をするいわゆる患者は木っ端を握って車体を殴って声が大きく聞こえるようにするかと思えば後に従った共犯は事故場面が違う車両のブラックボックスに撮られないように分ける緻密さを見せた。

帰宅する車両を追跡して犯行が出来なかった時は被害者の家と車両位置を確認して出て次の日に事故を誘発することもした。

被害者から合意金を奪ってからは身分証をコピーしたり実名で合意書まで書く荒削りを見せたことが明らかになった。

被害者は自害恐喝団という事実を知りながらも無免許運転をしたという弱点のために泣く泣く合意金を与えたと警察は説明した。

キム氏などは警察で「患者と解決者の役割を受け持った人は危険の負担があるだけにお金をさらに多く持っていって、他の人が残りのお金を分け合った」と述べた。

チョ・テヒョン忠南（チュンナム）警察庁広域捜査隊長は「道路交通公団や運転免許試験場近隣で同じ手法の犯行がたくさん発生すると予想されるだけに無免許運転および恐喝事犯を持続的に取り締まる」として「急な心は理解するが、無免許運転はひかえてほしい」と頼んだ。

デイリー韓国（韓国語）
http://daily.hankooki.com/lpage/society/201410/dh20141029104332137890.htm