50万人分国内流通用ヒロポン密輸組織3人摘発
特送貨物に隠して空港保税区域検査台『無事通過』


一度に50万人に投薬できる中南米産ヒロポンを空港を通って入れて国内に流通しようとしていた密輸組織が摘発された。

このヒロポンは大型ナンバープレート製作機械に隠して航空便特送貨物に送られて仁川（インチョン）空港保税区域内検査台を無事通過したと発表された。

全州地検は12日、中南米産ヒロポン15.118㎏を密輸入して国内で流通しようとした疑惑(麻薬類管理に関する法律違反)で国内販売策イ某(45・無職)、パク某(48)さんを拘束起訴して、海外ニ逃走したキム某(55)さんを同じ嫌疑で指名手配したと明らかにした。

キム氏は中南米産ノ最高級ヒロポン(純度93～96%)をアルミホイルで包んでナンバープレート製作機械に隠した後特送貨物便でメキシコから航空特送貨物で仁川（インチョン）空港に送った疑惑を受けている。

イ氏とパク氏は空港保税倉庫内の検査台を無事通過したヒロポンを全北（チョンブク）淳昌（スンチャン）と江原道（カンウォンド）鉄原（チョルウォン）の知人たちの家や自動車などに隠して保管してきた。 以後全州のある公園で国内中間流通策に渡そうとしたが現場で捕まった。

これらはヒロポンを国内組織暴力団等を通して国内に流通しようとしたことが明らかになった。

ヒロポン15kgは50万人余りが同時に投薬できる分量で市価では500余億ウォンに達し、昨年一年間に押収したヒロポンの半分ほどに該当する。

キム氏などは空港保税倉庫検査台が横1m、縦1m、重さ50㎏以内の貨物だけ検査できるという点を知って横1.2m、縦1mほどの大型ナンバープレート製作機械内にアルミホイルで包んだヒロポンビニール袋(32個)を隠して物品検査を通過したことが明らかになった。

これらは中国で貿易業をしながら互いに知るようになり、麻薬密売の前科はないと調査された。

検察は主犯であるキム氏の身柄確保のためにインターポールに手配を要請した。

チェ・ホンマン刑事3部長は「既に密輸されたヒロポンは他の国で販売する目的で我が国を経由したが今回は国内流通を目的とした」として船でない特異な手法で空港通関を通過させたのも違う点だと説明した。

チェ部長は国内で押収されたヒロポンは空港検査台でよく摘発されたが今回は検査台を通過させて隠匿した後国内流通のための接触現場で摘発された事例だと付け加えた。

検察はメキシコから大量のヒロポンが国内に密輸入されるという機密情報を入手した後、国家情報院と光州（クァンジュ）税関、全北（チョンブク）地方検察庁麻薬捜査隊などと協調して密売現場を急襲して隠匿したヒロポン全量を押収した。

韓国日報（韓国語）
http://news.hankooki.com/lpage/society/201405/h2014051216135621980.htm