1: 蚯蚓φ ★@無断転載は禁止 2017/03/25(土) 01:23:42.93 ID:CAP_USER
乃木希典。清日戦争と露日戦争で勝利した日本の戦争英雄。露日戦争で陸軍中尉の二人の息子を失っても悲しみを表情に出さなかった外剛内剛の人。国家の重大事にはいつも「乃木将軍を呼べ」と明治日王の寵愛を一身に受けた伯爵。日王出喪直後、10年年下の妻と一緒に割腹して63才の命を終えた、日本人たちに軍神とあがめる人物だ。
しかし、乃木は前近代型軍人の限界を越えられない固陋な皇国主義者の象徴にすぎない。彼が強調した人の道は、日本人に限定された偏狭さから抜け出せなかった。彼は日本王族の子弟に「人の道に外れたことをしても、羞恥を知らない者は禽獣にも劣る」と教えたが、彼が言う「道」は日本人だけに適用されるものだ。勝利の代価と軍の士気高揚を名分に戦争犯罪も当然と考えた。恣意的にねつ造した「欧米脅威論」と国粋主義を越えられない近代型軍人の限界であった。
前世紀の戦争では戦争犯罪が横行した。1860年、清国首都・北京を占領するとすぐに兵士たちに褒賞で3日間、無制限の略奪、強姦、放火などあらゆる犯罪を許した英仏聨合軍が卑近な例だ。清日戦争の際、日本軍も旅順占領後、4日間にかけて最小2万人余りを虐殺し片っ端から略奪した。当時のある日本軍兵士が家族に「敵地での捕獲は勝った者の自由」と書き送った手紙はこれを傍証する。日本軍兵士たちの略奪に中国が抗議するとすぐに乃木は「あなたたちは自身の領土も守ることができなかった。私たちは莫大な経費を使って無数の生命を犠牲にしながら、あなたたちの国土を代わりに修復した。あのつまらない女性と財物をわが軍隊に捧げるのは当然のこと」とし、野蛮性を隠さなかった。
戦争犯罪がおおっぴらな時代だったというが指揮官がみなそういうわけでもない。人としての道理、人倫、道徳と軍人としての品位、名誉と軍規を生命のように重視した軍人も多かった。同じ時期、私たちには安重根(アン・ジュングン)がいた。彼は近代型軍人の限界を越えた時空超越的軍人像の濫觴(魁)だ。
人道主義的立場で日本軍捕虜らを解きはなしたこともあり、東洋平和を破壊した侵略の元凶、伊藤博文狙撃時にも伊藤だけ胸部と腹部に正確に3発を照準射撃しただけで随行秘書3人には致命傷を受けないように右腕と右足だけ撃った。ハルビン駅現場で現行犯逮捕されたアン・ジュングンが獄中で書いた「東洋平和論」は一国を越えてアジアと世界平和を指向したものだ。乃木とは違いアン・ジュングンが韓国人や中国人はもちろん、世界の人々からも崇高な思想家と意志で尊敬される理由だ。
日本人たち中にはアン・ジュングンを神としてまつる者もいる。彼の雄大な思想と純潔な魂を崇拝するのだ。この様なアン・ジュングンに日本極右派は「テロリスト」と「歴史テロ」を加えてきた。安倍政権は平和憲法改正に必要な盲目的愛国心を引き出すために、皇国主義者、乃木を軍神と持ち上げている。
アン・ジュングン殉国日(3月26日)を控えて日本は直ちに政治的オブジェに悪用する狭量から脱し、乃木を軍神の席から下ろして世界主義と人類普遍の思想を実践した安義士を平和思想家として敬わなければならないだろう。
ソ・サンムン高麗大朝鮮戦争アーカイブ研究教授
ソース:ソウル新聞(韓国語) [寄稿]乃木希典とアン・ジュングン/ソ・サンムン高麗(コリョ)大朝鮮戦争アーカイブ研究教授
http://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20170324030002
しかし、乃木は前近代型軍人の限界を越えられない固陋な皇国主義者の象徴にすぎない。彼が強調した人の道は、日本人に限定された偏狭さから抜け出せなかった。彼は日本王族の子弟に「人の道に外れたことをしても、羞恥を知らない者は禽獣にも劣る」と教えたが、彼が言う「道」は日本人だけに適用されるものだ。勝利の代価と軍の士気高揚を名分に戦争犯罪も当然と考えた。恣意的にねつ造した「欧米脅威論」と国粋主義を越えられない近代型軍人の限界であった。
前世紀の戦争では戦争犯罪が横行した。1860年、清国首都・北京を占領するとすぐに兵士たちに褒賞で3日間、無制限の略奪、強姦、放火などあらゆる犯罪を許した英仏聨合軍が卑近な例だ。清日戦争の際、日本軍も旅順占領後、4日間にかけて最小2万人余りを虐殺し片っ端から略奪した。当時のある日本軍兵士が家族に「敵地での捕獲は勝った者の自由」と書き送った手紙はこれを傍証する。日本軍兵士たちの略奪に中国が抗議するとすぐに乃木は「あなたたちは自身の領土も守ることができなかった。私たちは莫大な経費を使って無数の生命を犠牲にしながら、あなたたちの国土を代わりに修復した。あのつまらない女性と財物をわが軍隊に捧げるのは当然のこと」とし、野蛮性を隠さなかった。
戦争犯罪がおおっぴらな時代だったというが指揮官がみなそういうわけでもない。人としての道理、人倫、道徳と軍人としての品位、名誉と軍規を生命のように重視した軍人も多かった。同じ時期、私たちには安重根(アン・ジュングン)がいた。彼は近代型軍人の限界を越えた時空超越的軍人像の濫觴(魁)だ。
人道主義的立場で日本軍捕虜らを解きはなしたこともあり、東洋平和を破壊した侵略の元凶、伊藤博文狙撃時にも伊藤だけ胸部と腹部に正確に3発を照準射撃しただけで随行秘書3人には致命傷を受けないように右腕と右足だけ撃った。ハルビン駅現場で現行犯逮捕されたアン・ジュングンが獄中で書いた「東洋平和論」は一国を越えてアジアと世界平和を指向したものだ。乃木とは違いアン・ジュングンが韓国人や中国人はもちろん、世界の人々からも崇高な思想家と意志で尊敬される理由だ。
日本人たち中にはアン・ジュングンを神としてまつる者もいる。彼の雄大な思想と純潔な魂を崇拝するのだ。この様なアン・ジュングンに日本極右派は「テロリスト」と「歴史テロ」を加えてきた。安倍政権は平和憲法改正に必要な盲目的愛国心を引き出すために、皇国主義者、乃木を軍神と持ち上げている。
アン・ジュングン殉国日(3月26日)を控えて日本は直ちに政治的オブジェに悪用する狭量から脱し、乃木を軍神の席から下ろして世界主義と人類普遍の思想を実践した安義士を平和思想家として敬わなければならないだろう。
ソ・サンムン高麗大朝鮮戦争アーカイブ研究教授
ソース:ソウル新聞(韓国語) [寄稿]乃木希典とアン・ジュングン/ソ・サンムン高麗(コリョ)大朝鮮戦争アーカイブ研究教授
http://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20170324030002
引用元: ・【日韓】 乃木希典と安重根~日本は乃木を軍神の座から下ろし、安義士を平和思想家として敬うべきだ/高麗大教授[03/23] [無断転載禁止]©2ch.net
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