『安全不感症』保寧（ポリョン）火力絶えない安全事故


保寧（ポリョン）火力発電所で火災と墜落など各種安全事故が絶えることなく続く。

28日午前8時30分頃、忠南（チュンナム）保寧市（ポリョンシ）舟橋面（チュギョミョン）の韓国中部発電新保寧（ポリョン）火力発電所1,2号機工事現場で作業員チェ某(56)さんが8m下のコンクリート地面に落ちた。

チェ氏は119救急隊によって近隣病院に移されたが亡くなった。

事故当時チェ氏は新保寧（ポリョン）火力発電所内石膏保存所で鋳型解体作業を終えて他の場所に移動中であったことが分かった。

新保寧（ポリョン）火力発電所で安全事故が発生したのは今回が初めてでない。

昨年12月6日午後3時20分頃、新保寧（ポリョン）火力発電所1,2号機建設現場で建設会社下請け業者職員キム某(47)さんが50mの高さのはしごから地面に落ちて亡くなった。

当時キム氏は鉄筋移動作業のために設置した高架はしごを撤去した中だった。

先立って保寧（ポリョン）火力発電所では2012年3月27日午前10時51分頃、5号機ボイラー修理のために設置した構造物が崩れて作業員2人が亡くなるなど13人の死傷者が発生した。

当時作業員たちは計画予防整備のために106m高さの5号機ボイラー内部3階高さで鉄条構造物を踏んで修理作業をして架設物が突然崩れて鉄骨構造物と共に底に落ちた。

同じ年3月15日午後11時頃、1,2号機タービン棟建物地下1階電力供給ケーブルから火が起こり11時間後に鎮火することもあった。

しかし保寧（ポリョン）火力発電所は火災発生事実を遅れて報告して政府の国家基盤施設管理体系がどれくらい粗末なのかを端的に見せたという非難を買った。

同じ年5月15日にも発電所内ポスコ建設現場で高所作業中、円形パイプが転倒して作業員1人が亡くなることもあった。

保寧（ポリョン）火力では2012年以後3年間に火災2件をはじめとして17件に達する各種安全事故で119救急隊によって移送された人員だけで40人を越えると集計されている。

デイリー韓国（韓国語）
http://daily.hankooki.com/lpage/society/201410/dh20141028171956137890.htm