1: 蚯蚓φ ★@\(^o^)/ 2016/01/21(木) 23:12:43.72 ID:CAP_USER.net
昨年12月に10日間、イスラエルに取材に行った。家庭、教育、創業、農業、大学、軍隊などイスラ
エル全般を調べた大切な機会であった。百聞は一見に如かずという言葉のようにイスラエルは聞く
と見るのとで大違いだった。アラブ国家との対立、パレスチナとの紛争、テロの危険の中でも社会の
あちこちに活力があふれていた。ものすごい速度で発展する国家という事実も知った。

印象的なところが多かったが、その中で脳裏に深く刻印された場所は‘嘆きの壁’(Wailing Wall)だ。
エルサレムを訪れた観光客なら必ず立ち寄る場所だ。途方もない大きさの石が積まれた雄壮な外
観に、願いを書いた紙を壁の隙間に挟んで祈れば成就するとされ、常に観光客で混みあう。外国
人には観光名所の一つだがイスラエルに住むユダヤ人、そして全世界のユダヤ人らにとって嘆き
の壁が持つ意味は非常に格別だ。

嘆きの壁は西暦70年、ローマの皇帝ティトゥスの軍が破壊した第二次ユダヤ人聖戦で唯一残って
いる部分だ。国を失って2千年間、世界を放浪したユダヤ人にとって嘆きの壁は亡国の痛みを象
徴する空間だ。進んで再び国を失う辛い歴史を繰り返してはならないという決議を刻む場所でもある。

青い軍服にリュックサックを負い銃まで持ったイスラエル新兵らが嘆きの壁前で愛国精神を確かめ
る姿が多く眼に触れた。イスラエルは新兵に嘆きの壁を参拝させている。13才又は12才で成年式
をするイスラエルの青少年らも成年式の日に嘆きの壁を訪れる。ユダヤ人が嘆きの壁を参拝するの
は一つの意識(ritual)とみなせる。宗教的意識でもあるが、国を失った悲しみを大事に保管した場
所を訪れて国家観を確立し愛国心を鼓吹する意識である。

我が国とイスラエルは1948年の同年、建国し数十年で経済発展を成し遂げたなど似た点が多い。
情にあつく教育に情熱的など民族性も似ている。しかし辛い、他の見方をすればさらしたくない亡
国を象徴する空間を通じて国民に愛国心を鼓吹する部分ではイスラエルが私たちよりは何段階か
上という気がした。

イスラエルの嘆きの壁と同じ場所は我が国ではどこかを自問してみた。まず浮かび上がったところ
は国立ソウル顕忠園だ。殉国烈士と護国英霊が眠る民族の聖地で民族の魂が立ちこめている所
だ。そのため、大統領をはじめとする政治指導者は新年を迎えたり記念日に顕忠園、顕忠塔を訪
れ参拝する。新党を作るなど政治的イベントがある時にも顕忠塔を訪れる場合が多い。

しかし、顕忠塔参拝とともになされる元大統領墓地参拝と縛られることになれば、予期しない状況
がしばしば起きる。どの大統領墓地を参拝した、しなかったことをめぐり保守'進歩両陣営、または、
同じ陣営間でも鋭く対立するからだ。元大統領墓地参拝をめぐる争いが顕忠園参拝の意味を希薄
にさせ、変質させると見ることができる。この姿を見て育つ未来世代が何を習うのかを考えればくら
っとする。

大韓民国の平和と繁栄を祈って国家守護の決意を新たにする場所が顕忠園だ。顕忠園に眠る元
大統領らは功と過をどちらも持っている。元大統領墓地参拝と組み合わさって顕忠園参拝の正し
い意味が薄れ、消耗的論争を繰り返すことはない方が良い。

もう一つ、日帝によって数多くの独立活動家が投獄され苦難に会ったり命まで失ったソウル西大門
刑務所歴史館を国民的参拝空間に昇華する方案も推進してみることだ。国を失った痛みを大事に
保管した空間を積極的に活用し愛国心を培う空間にしようということだ。辛い歴史を忘れず胸に刻
めば辛い歴史を繰り返さずにすむ。国家、愛国という単語がますます薄くなる私たちに、嘆きの壁
は次のようなメッセージを投げかける。

「国が滅びれば保守も進歩もない。ただ亡国民だけだ。」

イ・テヒョン編集部局長
http://www.imaeil.com/news_img/2016/column/20160120_210040000.jpg

ソース:韓国毎日新聞(韓国語) [デスクコラム]嘆きの壁が教えたこと
http://www.imaeil.com/sub_news/sub_news_view.php?news_id=3964&yy=2016

引用元: ・【韓国】 イスラエルの「嘆きの壁」が教えてくれたこと~韓国で「嘆きの壁」にあたる場所を考えてみた[01/21]

【自分たちの後頭部でいいんじゃね? 【韓国】 イスラエルの「嘆きの壁」が教えてくれたこと~韓国で「嘆きの壁」にあたる場所を考えてみた[01/21]】の続きを読む