ビッグデータ分析、日本人の対韓印象は「肯定」が「否定」の2倍以上、「イメージ改善には大衆文化活用を」とも―韓国紙




2018年2月24日、オンライン上のビッグデータを活用して日本人の韓国に対する印象を分析したところ、「肯定」の感情が「否定」より2倍以上高いことが分かった、と韓国紙が伝えている。記事は「否定的なイメージの改善のためには大衆文化を積極的に活用することが必要」とも強調している。

韓国の文化体育観光部はビッグデータ分析企業RSNに「ビッグデータ活用　国家イメージ調査」を依頼。日本人が過去2年（15年9月～17年8月）の間、ツイッターやブログ、コミュニティーなどオンライン上で韓国に対して言及した内容を分析し、このほど公開した。

中央日報が報じた調査結果によると、肯定的な感情が含まれていたものは40．2％、否定的なものは15．9％（中立的な言及は43．8％）。分野別では大衆文化（45．2％）、文化遺産（40．8％）、経済（40．6％）、社会（39．9％）の順で肯定的な言及が多かった。一方、否定的言及は日韓関係（19％）、政治（18．8％）、社会（18．7％）、外交・安保（17．5％）の順だった。

肯定的な言及が多い大衆文化は、アイドル・スポーツ・音楽・グルメ・ファッションなどが該当する。言及量の相当部分を占める芸能人に焦点を当てると、男性ボーカルグループの防弾少年団（BTS）、東方神起、EXO（エクソ）、BIGBANG（ビッグバン）、女性グループのTWICE（トゥワイス）の順で多かった。特に昨年5月以降は防弾少年団とTWICEのカムバック時期と重なり、割合が大きく膨らんだという。

日韓関係のキーワードとなったのは慰安婦、反日、反韓、領土問題、在日韓国人など。言及量（全体9360万件）だけでみると、日韓関係が全体の28．4％と最も高かった。特に慰安婦合意、少女像などが話題になるたびに言及が増えた。

外交・安保分野は北朝鮮の核・ミサイル挑発とも相まって、言及量が増加。韓国の外交・安保に関しては「中国」が最も頻繁に登場し、日中韓関係をひとまとめにして見る傾向も現れた。政治分野では韓国の政治家に対する言及量や好感度が高くない中、文在寅大統領については進歩的理念、宥和政策など肯定的な面の好感度が一部確認することができた、としている。

調査結果について、RSNのパク・ウンジョン部長は「K－POPは韓国大衆文化の中心で全般的なイメージを先導し、友好的なファンダム（熱心なファンたち）形成を通じて、ソーシャルメディアで肯定的な世論を形成している」と指摘。「韓国に対する否定的なイメージの改善のためには大衆文化を積極的に活用することが必要だ」と説明している。（編集/日向）

ソース：Record China　2018年2月25日(日) 16時20分
http://www.recordchina.co.jp/b573407-s0-c30.html

（え）



保健福祉部の国民健康情報ポータルに盛り込まれた、『四角アゴ治療』の掲示物が物議を醸して
いる。要は、四角アゴが果たして『治療』の対象なのかという事だ。

国民健康情報ポータルは、保健福祉部が検証した良質の健康医療関連情報を統合的 ・体系的に
提供するため、2011年1月から運営を始めたサイトだ。

このサイトの健康・疾病情報欄には、四角アゴの治療項目が含まれている。掲示文は四角アゴの
治療方法を、原因によって二つ提示している。この文によれば四角アゴの原因は、筋肉の肥大と
顔面骨の形態によって区分される。

問題は四角アゴを『手術しなければならない原因』を、明確に示していない点である。概要には、
「美しく均衡の取れた顔は、皆の羨望の対象」としながら、「最近、長細い顔型を美しい顔の基準と
して好む我が国を含む中国および日本など、東北アジアで四角アゴに対する治療は比較的よく
行われる顔美容治療に属する」という内容が盛り込められた。

該当の文は治療目的ではなく、美容目的だけの手術の当為性を説明している。これは、四角アゴ
が治さなければならない疾病なのかに対する疑問を解消させる事はできない。

また概要には、「実際に四角アゴの患者を見れば、相対的に首の長さが短く見えるだけでなく、
鈍くて洗練されない印象を与えたりする」とし、「四角アゴは平らで強靭な印象の顔形態を作る」と
書いている。美しい外観を偏向した定規で計っているのであーる。

（え）


▲ 『四角アゴを説明する絵

この掲示文には分かり易くするための写真と絵が盛り込まれた。写真の場合、男性の治療前後の
写真と女性の手術前後の写真が並んで登場する。しかし絵の場合、全て女性の事例が描かれた。
これは女性に対する外見至上主義を煽るという指摘を受けている。

ネチズンは、「機能上、全く不便ではない顔型を障害扱いだ」、「四角アゴを持つ人がいつから
患者になったんだ」、「国家が憚りなく外見至上主義を形成する」という反応を見せている。

現在、国家健康情報ポータルは疾病管理本部が管理を担当している。しかし疾病管理本部側は、
「該当の事業が移転して、まだシステムの権限がない」とし、「修正要請作業を検討中だ」と説明
した。 一方で国家健康情報ポータルは昨年にも、『美しい胸の条件』を並べて物議を醸している。

ソース：NAVER/アジア経済（韓国語）
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=102&oid=277&aid=0003963721