空容器に焼酎入れて催淫剤に変身…販売一党摘発


ソウル地方警察庁国際犯罪捜査隊は直接製造した偽催淫剤などを大量販売した疑惑(薬事法違反など)で流通業者チョン某(46)さんを拘束して共犯のシン某(39)さんなど3人を不拘束立件したと6日明らかにした。

警察によればチョン氏などは昨年12月から最近まで国内で直接製造した偽女性用催淫剤と中国で密搬入した勃起不全治療剤合計11億ウォン分をインターネットサイト等を通して販売した疑惑を受けている。

チョン氏は市中で販売中である女性用催淫剤商標がついた11ml容量の空容器を中国で買い入れた後、じょうごを利用して焼酎を注いで密封する手法で偽催淫剤を作った。

彼は購買者が内容物が酒というものを一回で識別しないようにしようと『焼酎、ビール、コーヒー、ジュースなど飲み物や酒類に入れて服用してください』という内容のでたらめ説明書を同封することもした。

チョン氏などはまた、中国で活動する身元未詳の医薬品密輸業者を通じて中国産バイアグラとシアリスなど成分が確認されない医薬品を催淫剤とともにセット当たり最大29万ウォンで販売した疑惑も受けている。

他の共犯はそれぞれ会計管理と配送担当を引き受けて業務を分担したし取り締まりを避けようと大砲携帯や大砲通帳を利用する緻密なところも見せたと警察は伝えた。

警察はこれらと取り引きした密輸業者を追う一方、類似型の犯罪事例がさらに多いと見て捜査を拡大する方針だ。

韓国日報（韓国語）
http://news.hankooki.com/lpage/society/201405/h2014050609132021950.htm