1: ダース・シコリアン卿 ★@無断転載は禁止 2016/09/13(火) 15:52:45.53 ID:CAP_USER
「ヨーロッパに幽霊が徘徊している。共産主義という幽霊が」。
マルクスとエンゲルスの「共産党宣言」の最初の一節がしばしば頭に浮び上がる。「共産主義」という単語がしきりに「亡国論」に置き換えられたりする。「幽霊が韓半島(朝鮮半島)を徘徊している。亡国論という幽霊が」。この恐ろしい幽霊の正体は何だろうか。
古今東西すべての文明と国家が興亡盛衰を繰り返しては消えていった。誰もが永続を祈って努力してきたが、永続することができなかった。国家よりも支配と経営と管理が効率的だという企業さえも永続できないのが現実だった。
約40年前、日本の有力月刊誌『文芸春秋』で「日本の自殺」という題名の文が掲載されたことがある。古今東西を問わずすべての国家が外敵によるものではなく内部的な問題で自ら崩壊したという主張だった。その過程であらわれる崩壊の共通分母は利己主義とポピュリズムの蔓延だった。かつて500年以上にわたりヘレニズム文明の花を咲かせた初期ローマ帝国の崩壊もまた例外ではなかった。内部で培養された亡国のウイルスが結局は国家をむしばんで滅びるようにしたのだ。
今日の韓国は対外・対内的な環境が旧韓末(朝鮮時代末期から大韓帝国時代)に大韓帝国が滅びる時と似ていると話す知識人が多い。なぜそうなのか。今、韓国はあらゆる部門で社会の基本が瓦解していきつつある。いつになくリーダーシップが切実な時期に政治指導者は詭弁を並べるだけで国家が進む方向は提示できないまま、さまよっている。国家の中長期ビジョンも新しい成長動力も霧の中だ。彼らの頭の中には国家はなく、党と自身のための利己主義とポピュリズムだけがあるようだ。国民が1つになって危機を克服しなければならない時期に国論は一層分裂してばかりいる。最近では国民と国家の安危と存立が直結した国防安保ですら互いに分裂して争っていると「天人共怒」することだ。もし実際に危機が迫るなら、どうなるのだろうか。
国家運営の根幹になるべき三権も自らの役割を果たせずにいる。立法府と政界で乱舞しているのは選挙に当選して政権を取るための政敵との泥仕合だけだ。行政府も解決すべき課題だけを積み上げたまま諦めているようだ。司法府と警察は法秩序と公権力の確立には意志が不足し、かえって社会の不純勢力の表情ばかりうかがっているようだ。不正腐敗が社会の所々に蔓延しているのは当然の帰結だ。不正腐敗は国家を滅ぼす元凶であり根っこを引き抜かなければならない。地位の上下を問わず。
このような状況で最初に窒息するのはまさに国家経済の主体である企業だ。世界的な経営者を何人保有しているのかが国力の尺度になる時代に、韓国はどこへ向かっているのか心配だ。企業もうまくいっている時に危機に備えなければならない。この時に油断して備えられないまま危機にぶつかれば対応無策で奈落の底に落ちるほかはない。世界的な企業もこうした経験を繰り返す。だが韓国企業は未来に対応するどころか四方から加えられる企業たたきに戦々恐々としている状況だ。このような環境で生存のための最後の選択は、事業がしやすい国に離れていくことだけだ。誰が彼らを非難できようか。
考えただけでも鳥肌が立つ亡国論だ。革新して突破口を見出せなければ滅びるかもしれないというのが歴史の教訓だ。危機は常に私たちの周辺に潜んでいる。そして予告なしに訪れる。現実に安住して未来への備えをおろそかにすれば企業も国家も対応無策になる。危機意識で武装して準備しなければ韓半島を徘徊する「亡国論」という幽霊を退治することはできないだろう。
韓国経済新聞/中央日報日本語版 2016年09月13日 ユン・ジョンヨン元サムスン電子副会長
http://japanese.joins.com/article/625/220625.html
http://japanese.joins.com/article/626/220626.html
マルクスとエンゲルスの「共産党宣言」の最初の一節がしばしば頭に浮び上がる。「共産主義」という単語がしきりに「亡国論」に置き換えられたりする。「幽霊が韓半島(朝鮮半島)を徘徊している。亡国論という幽霊が」。この恐ろしい幽霊の正体は何だろうか。
古今東西すべての文明と国家が興亡盛衰を繰り返しては消えていった。誰もが永続を祈って努力してきたが、永続することができなかった。国家よりも支配と経営と管理が効率的だという企業さえも永続できないのが現実だった。
約40年前、日本の有力月刊誌『文芸春秋』で「日本の自殺」という題名の文が掲載されたことがある。古今東西を問わずすべての国家が外敵によるものではなく内部的な問題で自ら崩壊したという主張だった。その過程であらわれる崩壊の共通分母は利己主義とポピュリズムの蔓延だった。かつて500年以上にわたりヘレニズム文明の花を咲かせた初期ローマ帝国の崩壊もまた例外ではなかった。内部で培養された亡国のウイルスが結局は国家をむしばんで滅びるようにしたのだ。
今日の韓国は対外・対内的な環境が旧韓末(朝鮮時代末期から大韓帝国時代)に大韓帝国が滅びる時と似ていると話す知識人が多い。なぜそうなのか。今、韓国はあらゆる部門で社会の基本が瓦解していきつつある。いつになくリーダーシップが切実な時期に政治指導者は詭弁を並べるだけで国家が進む方向は提示できないまま、さまよっている。国家の中長期ビジョンも新しい成長動力も霧の中だ。彼らの頭の中には国家はなく、党と自身のための利己主義とポピュリズムだけがあるようだ。国民が1つになって危機を克服しなければならない時期に国論は一層分裂してばかりいる。最近では国民と国家の安危と存立が直結した国防安保ですら互いに分裂して争っていると「天人共怒」することだ。もし実際に危機が迫るなら、どうなるのだろうか。
国家運営の根幹になるべき三権も自らの役割を果たせずにいる。立法府と政界で乱舞しているのは選挙に当選して政権を取るための政敵との泥仕合だけだ。行政府も解決すべき課題だけを積み上げたまま諦めているようだ。司法府と警察は法秩序と公権力の確立には意志が不足し、かえって社会の不純勢力の表情ばかりうかがっているようだ。不正腐敗が社会の所々に蔓延しているのは当然の帰結だ。不正腐敗は国家を滅ぼす元凶であり根っこを引き抜かなければならない。地位の上下を問わず。
このような状況で最初に窒息するのはまさに国家経済の主体である企業だ。世界的な経営者を何人保有しているのかが国力の尺度になる時代に、韓国はどこへ向かっているのか心配だ。企業もうまくいっている時に危機に備えなければならない。この時に油断して備えられないまま危機にぶつかれば対応無策で奈落の底に落ちるほかはない。世界的な企業もこうした経験を繰り返す。だが韓国企業は未来に対応するどころか四方から加えられる企業たたきに戦々恐々としている状況だ。このような環境で生存のための最後の選択は、事業がしやすい国に離れていくことだけだ。誰が彼らを非難できようか。
考えただけでも鳥肌が立つ亡国論だ。革新して突破口を見出せなければ滅びるかもしれないというのが歴史の教訓だ。危機は常に私たちの周辺に潜んでいる。そして予告なしに訪れる。現実に安住して未来への備えをおろそかにすれば企業も国家も対応無策になる。危機意識で武装して準備しなければ韓半島を徘徊する「亡国論」という幽霊を退治することはできないだろう。
韓国経済新聞/中央日報日本語版 2016年09月13日 ユン・ジョンヨン元サムスン電子副会長
http://japanese.joins.com/article/625/220625.html
http://japanese.joins.com/article/626/220626.html
引用元: ・【韓国】韓経:コラム 幽霊のように飛び交う亡国論=韓国[9/13] [無断転載禁止]©2ch.net
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