外国人観光客に不良食品・医薬品販売摘発


ソウル地方警察庁観光警察隊は外国人観光客に不良食品および医薬品を販売する行為に対して集中取り締まりを行い、合計29件の不法営業行為を摘発、30人を検挙したと2日明らかにした。

警察は外国人がたくさん訪れる地域を中心に密かに無許可営業をする事例があるという諜報を受けて先月11日から20日までの10日間、ソウル鍾路区（チョンノグ）と京畿道（キョンギド）安山（アンサン）などを集中的に取り締まった。

取り締まりの結果、摘発された販売業者は鍾路区（チョンノグ）恵化洞（ヘファドン）で露天商をそろえて避妊薬、解熱鎮痛消炎剤など海外から密輸入した医薬品を処方せんなしで販売するなど不法販売行為をしたことが明らかになった。

購入した観光客はほとんどの国内医薬品を購入する手続きが難しくて習熟せずに相対的に薬を簡単に手に入れることができる露天商を探したと警察は伝えた。

また、京畿道（キョンギド）安山（アンサン）のあるイスラム食堂では畜産物販売行為を申告しないのはもちろん、正しくなされた衛生施設を備えないまま牛肉や羊肉などを冷凍庫に保管しておいて販売した場合もあった。

警察は検挙された30人のうち8人を薬事法違反および畜産物衛生管理法違反などの疑惑で不拘束立件して残りの22人は管轄区庁に行政通知した。

警察は同様の販売事例がさらに多いと見て外国人観光客の健康を威嚇する不法販売行為に対する取り締まりを持続する方針だ。

デイリー韓国（韓国語）
http://daily.hankooki.com/lpage/society/201407/dh20140702132154137790.htm