1: ロンメル銭湯兵 ★@\(^o^)/ 2015/07/04(土) 22:00:14.45 ID:???.net
(画像)
舞台の照明が消えると、すぐに拍手喝采であふれ返った。14人の舞踊家と振り付け師のカーテンコールが終わって
舞台の照明が再び消えても拍手と歓呼は止まらなかった。350席をぎっしりと埋めた観客は席から立って「Bravi」と
叫んでいた。国立現代舞踊団の『プルサン』がイタリアのフィレンツェの舞台に初めて立った先月26日(現地時間)の夜。
フィレンツェ南方のピッティ宮殿近くにあるゴルドーニ劇場は、文化の衝突と変形を扱った韓国の現代舞踊作品に歓呼した。
この日の公演はイタリア最大規模の現代公演芸術フェスティバル「ファブリカ・ヨーロッパ(Fabbrica Europa)」の
招待で行われた。ルネサンスの都市フィレンツェで「今この時代の芸術」を追求して1994年に始まったファブリカ・ヨーロッパは、
22回目にあたる今年初めて韓国作品を公開した。朝鮮時代の12雑歌を現代的に再解釈したイ・ヒムンカンパニーの
『オーダーメードレパートリー“雑”』が5月7・8日にオープニング作品として舞台に立ち、『プルサン』は6月26・27日に公演した。
96年から20年連続でファブリカ・ヨーロッパ芸術監督をつとめているMaurizia Settembri氏(62)は「2つの作品は
いずれも昨秋にソウルアートマーケットで初めて観た。最初は妙に見えたが、ずっと記憶に残っていて心に響いた」と
招待理由を明らかにした。
『プルサン』は伝統と現代、東洋と西洋の文化の衝突と変形を、仏教の象徴「仏像」をモチーフに見せてくれる。作品の題名
『プルサン』は「仏像」を発音どおりに表記したものだ。振り付けを担当したアン・エスン国立現代舞踊団芸術監督(55)の
説明によれば「かつて偉大な宗教の象徴だった仏像が『ブッダ・バー(Buddha Bar)』などでインテリアの小道具として
消費される境遇が、哀れでかわいそうだ(韓国語の発音でプルサン)という意味」も持っている。
公演はさまざまな仏像が舞踊家と交わって「たわむれる」場面から始まった。舞踊家は仏像の膝をはずし取って横になるかと
思えば、人形のように抱いてあやしたり、後から抱いてさらに口づけたりした。敬けんな宗教性を打ち破って始めた「プルサン」の歩みに、
ためらいはなかった。天井にぶらさがった仏像の下でお祭り騒ぎをし、色とりどりのプラスチックのかごを投げて積み重ねては崩しながら
絶えず変わる文化と価値観そして人間の生の属性を見せた。また設置美術家チェ・ジョンファの独特な舞台美術とDJソウルスケイプの
強烈な音楽は『プルサン』を「融合芸術」の境地へと拡張させた。
26日に公演を観たイタリアの舞踏評論家Giuseppe di Stefano氏(57)は「韓国の現代舞踊のレベルに感心した」として
「伝統と現代が入り乱れた私たちの日常の姿を、強烈なイメージで表現してくれた」と評した。会社員のキアラ・プルチェンティニさん(34)は
「強いリズムの音楽が胸をどんどん鳴らした。舞踊家の技量が優れていて、見どころが多く興味深かった」と話していた。またイタリア南部
シチリア島のメッシーナ劇場で海外プログラムの責任者をつとめるコラド・ロソ氏(44)は「私たちの劇場にも招きたい」として「宗教の
アイコンに色とりどりのカラーをつけてポップアートとして活用したのが特に印象的」といった。アン監督は「『プルサン』はいち早い近代化の
過程で文化・価値観の混乱を経験した私たちの状況を扱った非常に韓国的な作品だが、これに西欧観客が共感して積極的に
呼応してくれたのが驚きだ」と話した。
国立現代舞踊団は1日、イタリアのアンコーナの「イン・テアトロ・フェスティバル」招待公演に続き、8月にドイツのベルリンの国際舞踊
フェスティバル「タンツ・イム・アウグスト」でも『プルサン』を公演する予定だ。
中央日報/中央日報日本語版 2015年07月01日14時28分
http://japanese.joins.com/article/547/202547.html
http://japanese.joins.com/article/548/202548.html
舞台の照明が消えると、すぐに拍手喝采であふれ返った。14人の舞踊家と振り付け師のカーテンコールが終わって
舞台の照明が再び消えても拍手と歓呼は止まらなかった。350席をぎっしりと埋めた観客は席から立って「Bravi」と
叫んでいた。国立現代舞踊団の『プルサン』がイタリアのフィレンツェの舞台に初めて立った先月26日(現地時間)の夜。
フィレンツェ南方のピッティ宮殿近くにあるゴルドーニ劇場は、文化の衝突と変形を扱った韓国の現代舞踊作品に歓呼した。
この日の公演はイタリア最大規模の現代公演芸術フェスティバル「ファブリカ・ヨーロッパ(Fabbrica Europa)」の
招待で行われた。ルネサンスの都市フィレンツェで「今この時代の芸術」を追求して1994年に始まったファブリカ・ヨーロッパは、
22回目にあたる今年初めて韓国作品を公開した。朝鮮時代の12雑歌を現代的に再解釈したイ・ヒムンカンパニーの
『オーダーメードレパートリー“雑”』が5月7・8日にオープニング作品として舞台に立ち、『プルサン』は6月26・27日に公演した。
96年から20年連続でファブリカ・ヨーロッパ芸術監督をつとめているMaurizia Settembri氏(62)は「2つの作品は
いずれも昨秋にソウルアートマーケットで初めて観た。最初は妙に見えたが、ずっと記憶に残っていて心に響いた」と
招待理由を明らかにした。
『プルサン』は伝統と現代、東洋と西洋の文化の衝突と変形を、仏教の象徴「仏像」をモチーフに見せてくれる。作品の題名
『プルサン』は「仏像」を発音どおりに表記したものだ。振り付けを担当したアン・エスン国立現代舞踊団芸術監督(55)の
説明によれば「かつて偉大な宗教の象徴だった仏像が『ブッダ・バー(Buddha Bar)』などでインテリアの小道具として
消費される境遇が、哀れでかわいそうだ(韓国語の発音でプルサン)という意味」も持っている。
公演はさまざまな仏像が舞踊家と交わって「たわむれる」場面から始まった。舞踊家は仏像の膝をはずし取って横になるかと
思えば、人形のように抱いてあやしたり、後から抱いてさらに口づけたりした。敬けんな宗教性を打ち破って始めた「プルサン」の歩みに、
ためらいはなかった。天井にぶらさがった仏像の下でお祭り騒ぎをし、色とりどりのプラスチックのかごを投げて積み重ねては崩しながら
絶えず変わる文化と価値観そして人間の生の属性を見せた。また設置美術家チェ・ジョンファの独特な舞台美術とDJソウルスケイプの
強烈な音楽は『プルサン』を「融合芸術」の境地へと拡張させた。
26日に公演を観たイタリアの舞踏評論家Giuseppe di Stefano氏(57)は「韓国の現代舞踊のレベルに感心した」として
「伝統と現代が入り乱れた私たちの日常の姿を、強烈なイメージで表現してくれた」と評した。会社員のキアラ・プルチェンティニさん(34)は
「強いリズムの音楽が胸をどんどん鳴らした。舞踊家の技量が優れていて、見どころが多く興味深かった」と話していた。またイタリア南部
シチリア島のメッシーナ劇場で海外プログラムの責任者をつとめるコラド・ロソ氏(44)は「私たちの劇場にも招きたい」として「宗教の
アイコンに色とりどりのカラーをつけてポップアートとして活用したのが特に印象的」といった。アン監督は「『プルサン』はいち早い近代化の
過程で文化・価値観の混乱を経験した私たちの状況を扱った非常に韓国的な作品だが、これに西欧観客が共感して積極的に
呼応してくれたのが驚きだ」と話した。
国立現代舞踊団は1日、イタリアのアンコーナの「イン・テアトロ・フェスティバル」招待公演に続き、8月にドイツのベルリンの国際舞踊
フェスティバル「タンツ・イム・アウグスト」でも『プルサン』を公演する予定だ。
中央日報/中央日報日本語版 2015年07月01日14時28分
http://japanese.joins.com/article/547/202547.html
http://japanese.joins.com/article/548/202548.html
引用元: ・【中央日報】「Bravi!」 レベル高い韓国の舞踏『プルサン』…イタリアでも通じた[7/1]
【病身舞(ピョンシンチム) 【中央日報】「Bravi!」 レベル高い韓国の舞踏『プルサン』…,イタリアでも通じた[7/1]】の続きを読む