韓国国内の情報を伝える中国語メディア・奮闘在韓国は１０日、先日のニセモノ美容パック騒動に続き、韓国産の馬油にもニセモノが
発見されたと中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で報じた。

　記事は、数日前に韓国製パックのニセモノ１０万枚あまりが中国で流通したことが分かり、韓国化粧品ファンの消費者を驚かせたとした
うえで、韓国ＫＢＳテレビの報道として「人気の高い馬油でも模造品が見つかった。韓国語の分からない消費者には本物とニセモノの区別
が難しい」と伝えた。

　このニュースを知った微博のユーザーからは「人気が出るとすぐニセモノが出てくるな」、「韓国もニセモノづくりを始めたな。もう後戻り
できないぞ」といったコメントのほか、「韓国化粧品に幻想を抱いてはいけない」など、韓国製化粧品に対する不信感を募らせる声も出た。

　また、「日本製化粧品に変えよう」、「やっぱり日本のものがいいよ」など、日本製品の良さを再認識するユーザーも複数いた。

　一方、馬油は「そもそも韓国人は買わない。買うのは中国人だけだ」と指摘するユーザーも。「韓国のニセモノは中国人向けにしか輸出
されていない」といった声が出たほか、「流行を追いかけて買う中国人が愚かなのだ」と苦言を呈するユーザーもいた。

　「整形大国」として美容整形を観光産業の目玉にし、中国人をはじめとする外国人を呼び込んでいる韓国。しかし近ごろは美容整形業界
でニセ医師問題などのトラブル増加が伝えられるなど、苦難に直面している。同時に化粧品についても評判を落としかねないニュースが
飛び出した。

　「頼みの綱」である中国人にそっぽを向かれてしまうと、韓国の美容整形業界のみならず観光業界、さらには国の経済が大きな打撃を
こうむることになる。

ソース（Yahoo・サーチナ）　http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150212-00000011-scn-cn