『チック症直すといったのに』障害者殴って亡くなるようにしたテコンドー師匠


ソウル江東（カンドン）警察署はトゥーレット症候群(チック症)を直すとして精神遅滞障害者を二ヶ月間監禁して暴行して亡くなるようにした疑惑(傷害致死)でテコンドー館長キム某(48)さんを拘束したと17日明らかにした。

警察によればキム氏は9月中旬から先月22日まで合計11回にかけて精神遅滞障害3級コ某(25)さんを角材などで殴って亡くなるようにした疑惑を受けている。

調査の結果、コ氏はチック症を病んで小学校の時からキム氏が運営するテコンドー道場に通った。キム氏はテコンドー協会で発行した精神遅滞障害者指導者資格証を持っていた。

キム氏はコ氏のチック症をテコンドー修練で直すとして8月23日から宿泊合宿訓育に入れた。

キム氏は初めは忍耐心を養うための瞑想中にキム氏がチック症障害によって身体を動かすたびに仕打ちを加えたと調査された。

チック症が直らないのでキム氏は9月中旬から角材などでコ氏のお尻と太ももなどを殴った。一度暴行が始まれば10回ほど鞭打ちが続いたと警察は伝えた。

キム氏は息子の安否を尋ねるコ氏お母さんの質問には『訓育次元で少し気を失った』とだけ答えた。集中力と没入に邪魔になるという名目でコ氏はお母さんと通話もすることができなかった。

結局コ氏は先月28日午前10時30分頃亡くなったまま発見された。国科捜の解剖検査の結果、コ氏の死因は傷の感染による敗血症だった。

警察関係者は「被害者のチック症が激しくて隔離病棟で入院治療を受ける前に小学校の時からテコンドーを習った師匠にお母さんが信じて任せたこと」としながら「持続的な暴行による傷を長期間放置して死亡に達した」と話した。

デイリー韓国（韓国語）
http://daily.hankooki.com/lpage/society/201411/dh20141117143924137790.htm