大統領府の行政官が酒に酔ってタクシー運転手に暴行を加え、現行犯で逮捕された後、釈放されていたことが11日までに分かった。
大統領府の国民請願担当秘書官室に所属するこの行政官は、今月10日午後11時44分ごろ、京畿道竜仁市器興区の路上で、タクシー運転手（66）の胸ぐらをつかんで揺さぶるなどの暴行を加えたとして逮捕された。
行政官は酒に酔ってタクシーで帰宅する途中、運転手に寝ていたところを起こされたため腹を立て、乱暴を働いたという。

　行政官は派出所（日本の交番に相当）に連行されたが「私が誰だか分かっているのか。大統領府の行政官だぞ。お前ら全員の首を吹っ飛ばしてやる」と叫び、騒ぎ続けたという。
警察は、被害者の運転手が処罰を望んでいないことから、11日未明に行政官を帰宅させ、刑事訴追はしない方針だ。行政官が派出所内で起こした騒ぎについても、重大な問題ではないと判断したという。
だが大統領府は同日、行政官を免職とする処分を下した。この行政官は与党の国会議員の元秘書だ。

　最近、大統領府の綱紀の緩みによるトラブルが相次いでいる。先月には民政担当首席秘書官室の行政官がゴルフ接待を受けていたとして辞表を提出した。
また2013年11月には、経済関連省庁から派遣された行政官たちが商品券を受け取ったとして、派遣元に復帰させられている。

崔宰赫（チェ・ジェヒョク）記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/02/12/2015021201266.html

飲酒者が出したクレジットカードすり替えて使ったタクシー運転手拘束


酒に酔った乗客が出したクレジットカードをすり替えた後、カードで金の指輪を購入して現金化した60代タクシー運転手が警察に捕まった。

安養（アンヤン）湾岸警察署は17日、窃盗および与信専門金融業法違反疑惑でイ某(66)さんを拘束した。

イ氏は先月9日午後11時50分頃、京畿道（キョンギド）安養市（アンヤンシ）安養（アンヤン）9洞のあるアパートで乗客Aさんが出したクレジットカードをすり替えた後、翌日安山のある宝石店で石贈答用1匁の金の指輪(21万ウォン相当)を購入して現金化した疑惑を受けている。

イ氏は同じ手法で今年5月から先月まで乗客5人からカード6枚を盗み出して9回にかけて市価400万ウォン相当の金の指輪19個を購入、現金化したと調査された。

業務時間に賭け囲碁に陥って社納金を11回(110万ウォン相当)出すことが出来なかったイ氏はこれを埋めようと犯行を計画した。

イ氏は乗客がタクシーに置いておりたクレジットカードを拾って後で酒に酔ったお客さんがクレジットカードを出すと、拾ったカードをかえす手法でカードをすり替えた。

イ氏は捜査機関の追跡を避けようと実際にタクシー料金は決済しなかったし、盗んだカードはただ1回だけ使ったことが明らかになった。

警察関係者は「被疑者は領収書を要求する乗客には『用紙は切れたが決済された』と騙した」として「深夜時間クレジットカードでタクシー代を決済した後には返してもらったカードが自身の物なのか必ず確認しなければならない」と頼んだ。

デイリー韓国（韓国語）
http://daily.hankooki.com/lpage/society/201411/dh20141117103334137800.htm

酒に酔った状態でお客さん運んだ『危険千万』タクシー運転手立件
自転車専用道路走って飲酒摘発されるとすぐに『高飛び』


ソウル恩平（ウンピョン）警察署は酒に酔った状態でお客さんを乗せて営業をした疑惑(道路交通法違反)で営業タクシー運転手ユ某(58)さんを不拘束立件したと17日明らかにした。

警察によればユさんは去る15日午前5時頃から8時まで恩平区（ウンピョング）地下鉄6号線亀山（クサン）駅近隣で酒を飲んで酔っぱらった状態で運転した疑惑を受けている。

調査の結果ユさんは前日夜、酒を飲んで完全に抜けない状態で午前5時に会社に出勤してタクシーの配車を受けて普段のように営業を始めた。

彼はある女性お客さんを乗せた状態で車が詰まるとすぐに自転車専用道路で不法運行をして出勤途中の交通整理中だった警察に摘発された。

警察はユさんの目が充血していて酒の臭いがひどく漂って飲酒運転をしたと見て免許証提示を要求した。

するとユさんは警察官が飲酒探知機を取りに行った間、突然近隣住宅街の路地に入って50mほど高飛びしたが結局現行犯で逮捕された。

検挙当時ユさんの血中アルコール濃度は0.084%で免許停止数値だったが、過去に二度の飲酒運転摘発経歴があって別名『三振アウト制』対象者に該当し、免許が取り消しになった。

三振アウト制が適用されて運転免許が取り消しになれば2年間免許の再発行を受けることはできない。ユさんの場合、直ちにタクシー営業も止めることになったわけだ。

警察は市民が利用するバスやタクシーなど営業用車両運転手に対する飲酒取り締まりを強化する方針だ。

デイリー韓国（韓国語）
http://daily.hankooki.com/lpage/society/201407/dh20140717061916137790.htm