1: ダース・シコリアン卿 ★@無断転載は禁止 2016/11/13(日) 18:31:47.10 ID:CAP_USER
ソウル大学化学生物工学部の玄沢煥(ヒョン・テクファン)教授は2004年、目に見えないほど小さいナノ粒子を均一な大きさで大量生産する技術を開発した。

磁気共鳴画像装置(MRI)検査用の先端ディスプレー素材などに使える画期的な技術として注目を集め、韓国のハンファケミカルが08年に43億ウォン(現在のレートで約4億円、以下同じ)でこの技術の権利を取得した。

ソウル大が1946年の開校以来、自主開発して企業に販売した技術としては最高額だった。ハンファケミカルは商用化に失敗したが、代表的な技術移転事例に挙げられる。ソウル大工学部のある教授は「工学技術が産業の現場と切っても切れない関係であることを示すケース」だと説明する。

韓国教育部(省に相当)によると、国内425校の大学が開発した技術を企業に売って得た技術移転収入は14年が576億ウォン(約53億円)だった。同年に大学が使った科学技術分野の研究費が5兆4015億ウォン(約5015億円)に達することを踏まえると、投資総額のわずか1%程度を回収した計算だ。

これに対し、米国のスタンフォード大学は昨年だけで9422万ドル(約98億円)、プリンストン大学は1億4200万ドル(約147億円)の技術移転収入を得た。韓国の大学全てを合わせてもスタンフォード大の半分、プリンストン大の3分の1程度にすぎないのだ。

科学技術連合大学院大学(UST)のムン・ギルジュ総長は、米国の場合は工学部が産業現場にすぐに取り入れられる技術や新産業をリードする技術を開発するため、生み出された技術が売れ、大学側はその収益でまた新たな技術を開発するという好循環が根付いていると説明。

一方の韓国は「工学部の教授たちが論文を書くための実験室での研究にばかり重きを置いている」と指摘した。

実際、ポステック(浦項工科大学)の教授が起業して株式上場まで果たしたケースはバイオ企業「ジェネクシン」が唯一で、国立大の韓国科学技術院(KAIST)も45年間で2件しかない。

韓国で最も優れた工学系人材が産業の現場に目を向けていないということだ。


パク・コンヒョン記者 , カン・ドンチョル記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/11/11/2016111101672.html

引用元: ・【韓国】韓国425大学の技術移転収入、米スタンフォード大の半分[11/13] [無断転載禁止]©2ch.net

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