昨年済州（チェジュ）海水浴場で258人クラゲに刺されて


昨年、済州道内海水浴場で水遊び客258人がクラゲに刺されたことが分かった。

28日済州（チェジュ）地方海洋警察庁によれば昨年夏、済州（チェジュ）地域海水浴場で200件余りのクラゲ刺される事故が発生、258人がケガした。

海水浴場別には梨湖（イホ）85人、咸徳（ハムトク）77人、金寧（キムニョン）63人、挟才（ヒョプチェ）・中文（チュンムン）各11人、三養（サムヤン）3人、金陵（クムヌン）・ウォルジョン・表善（ピョソン）各2人、郭支（クァクジ）・和順（ファスン）各1人などだ。

クラゲに刺される事故はほとんどが避暑シーズンが絶頂をむかえる8月に起きた。258人中247人が8月に刺された。6月には3人、7月には8人が刺された。

去る2012年にも中文（チュンモン）浜辺で94人、和順（ファスン）浜辺で15人がクラゲに刺されるなど都内海水浴場でクラゲに刺される事故が続いている。

済州（チェジュ）で人を刺したクラゲはカツオノエボシ、ハコクラゲ、エチゼンクラゲなど猛毒性・強毒性が多かった。

今年も初夏からクラゲに刺される事故が相次いでいる。

去る26日午後2時頃、済州市（チェジュシ）翰林邑（ハンリムウプ）、挟才（ヒョプチェ）海水浴場でキム某(25)さんなど水遊び客7人がクラゲに刺された。同日午後5時20分頃は近隣の翰林邑（ハンリムウプ）金陵（クムヌン）マスターワンビーチで5人がクラゲに刺された。

このクラゲはクダクラゲ属と推定される。国立水産科学院は正確なクラゲの種類を把握して毒性がどの程度なのか確認するためにクラゲ試料を要請した状態だ。

クラゲに刺されれば刺されたところが赤く熱くなって苦痛が起き、激しければむくみ、発熱、筋肉マヒ、呼吸困難、ショック症状などが現れることがある。

クラゲに刺された時は水から出て刺された部位の海水を流して洗い落とした後手袋をはめて触手を除去したりプラスチックカードなどで毒針反対方向で刺された部位をかいて毒性を除去しなければならない。

ミネラルウォーターや水道水で傷部位を洗ったり素手で触手を引き離してはいけない。

応急処置後冷湿布をするのも良くて痛みが続くならば病院治療を受けなければならない。

子供や老人はクラゲ毒性により一層脆弱なので注意しなければならない。去る2012年には仁川（インチョン）乙旺里（ウルァンリ）海水浴場でエチゼンクラゲに刺された8才女の子が亡くなる事故が発生することもあった。

デイリー韓国（韓国語）
http://daily.hankooki.com/lpage/society/201406/dh20140628072502137780.htm

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