1: 蚯蚓φ ★@\(^o^)/ 2015/12/03(木) 20:48:29.46 ID:CAP_USER.net
分断70年目の年が過ぎていく。しかし南北関係の発展どころか、統一の土台となる平和
の定着もまだ見えない。安定的な平和のない南北関係は砂上の楼閣にすぎない。ところが
韓半島(朝鮮半島)の平和を見る観点は韓国と北朝鮮で異なる。韓国は北朝鮮の脅威を心
配する一方、北朝鮮は米国の脅威を恐れる。南北関係の改善と同じくらい朝米関係の改善
が韓半島の平和のカギであることを語っている。
(中略:北朝鮮核問題の歴史)
カギは朝米間の問題だった。北朝鮮は米国の敵対政策撤廃を主張し、核兵器開発を継続し
た。米国は北朝鮮に非核化履行を先に要求した。特に敵対国にも握った拳を開いて手を差
し出すというオバマ大統領に対し、北朝鮮は2回も拳で応じた。「核なき世界」ビジョンを
発表した日に長距離ミサイルを発射し、2期目の最初の一般教書演説の日に核実験をした。
「戦略的忍耐」の下で対北朝鮮圧力政策が続く理由だ。
対米関係で北朝鮮は多少の変容はあったが、平和協定の締結を一貫して主張している。そ
れが朝米敵対関係の清算と核問題解決の道という立場だ。過去の平和協定締結主張が在韓
米軍の撤収を目標とするものだったなら、今の平和協定締結主張は体制安保のための防御
戦略だ。北朝鮮が米国の政策変化がないと判断する限り、こうした戦略的選択は放棄する
のが難しい。北朝鮮の核問題が解決されない理由は、北朝鮮にとって核とミサイルは体制
生存戦略の手段である一方、米国は不拡散問題で接近しているからだ。
北朝鮮は弱小国であり不安定な要素もある。しかし体制の耐久力を無視することはできな
い。強圧政策を通じて体制耐久力を減少させ、結局、核を放棄させるという戦略は、韓半
島の地政学的構造で現実性がない。これまで、北朝鮮は国際社会との約束と合意を違反し
て不信感を自ら招いてきた。しかし北朝鮮の立場では核兵器が体制生存と政権安保の問題
という点を勘案して接近しなければいけない。道徳と人権を外交ビジョンとして主張する
が、米国は独裁国家とも交渉して外交関係を結んだ。
北朝鮮の要求は米国との関係正常化であり、体制の安全を確保することだ。北朝鮮に先に
行動の変化を見せることを要求し続ければ、北朝鮮の核問題は解決が難しい。北朝鮮の核
とミサイルに対する執着は、米国の「敵対政策」の変化を北朝鮮が認識する時、変化の余
地が生じる可能性がある。米国の役割は北朝鮮の核問題解決だけでなく、韓半島に平和を
構築するのに決定的だ。核問題に焦点を合わせた接近は北朝鮮体制の耐久力を把握できな
かったし、北朝鮮の本質的要求を看過した。対敵通商法をはじめとする米国の法や外交原
則など諸般条件が北朝鮮に対する果敢な接近を制約するが、越えられない限界ではない。
北朝鮮が核兵器を保有した状況で、米国の対北朝鮮政策は変わらなければいけない。関係
正常化、平和協定など体制安保に関連する懸案を、北朝鮮の行動変化による核問題進展に
合わせる接近ではなく、核問題の解決と併行して推進していくべきだ。その過程で韓国と
関連国が懸案によって関与するだろう。朝米関係の改善は、韓半島に平和をもたらし、北
朝鮮の国際社会合流を牽引する道だ。オバマ大統領の大胆な希望が対北朝鮮政策にも適用
されることを望む。オバマ大統領のノーベル平和賞は北朝鮮との関係改善に礎石を築くこ
とでさらに輝きを放つはずだ。
パク・ヨンホ江原大招聘教授
◇外部執筆者のコラムは中央日報の編集方針と異なる場合があります。
ソース:中央日報/中央日報日本語版【韓半島ウォッチ】朝米関係の改善が韓半島の平和のカギだ
http://japanese.joins.com/article/220/209220.html
の定着もまだ見えない。安定的な平和のない南北関係は砂上の楼閣にすぎない。ところが
韓半島(朝鮮半島)の平和を見る観点は韓国と北朝鮮で異なる。韓国は北朝鮮の脅威を心
配する一方、北朝鮮は米国の脅威を恐れる。南北関係の改善と同じくらい朝米関係の改善
が韓半島の平和のカギであることを語っている。
(中略:北朝鮮核問題の歴史)
カギは朝米間の問題だった。北朝鮮は米国の敵対政策撤廃を主張し、核兵器開発を継続し
た。米国は北朝鮮に非核化履行を先に要求した。特に敵対国にも握った拳を開いて手を差
し出すというオバマ大統領に対し、北朝鮮は2回も拳で応じた。「核なき世界」ビジョンを
発表した日に長距離ミサイルを発射し、2期目の最初の一般教書演説の日に核実験をした。
「戦略的忍耐」の下で対北朝鮮圧力政策が続く理由だ。
対米関係で北朝鮮は多少の変容はあったが、平和協定の締結を一貫して主張している。そ
れが朝米敵対関係の清算と核問題解決の道という立場だ。過去の平和協定締結主張が在韓
米軍の撤収を目標とするものだったなら、今の平和協定締結主張は体制安保のための防御
戦略だ。北朝鮮が米国の政策変化がないと判断する限り、こうした戦略的選択は放棄する
のが難しい。北朝鮮の核問題が解決されない理由は、北朝鮮にとって核とミサイルは体制
生存戦略の手段である一方、米国は不拡散問題で接近しているからだ。
北朝鮮は弱小国であり不安定な要素もある。しかし体制の耐久力を無視することはできな
い。強圧政策を通じて体制耐久力を減少させ、結局、核を放棄させるという戦略は、韓半
島の地政学的構造で現実性がない。これまで、北朝鮮は国際社会との約束と合意を違反し
て不信感を自ら招いてきた。しかし北朝鮮の立場では核兵器が体制生存と政権安保の問題
という点を勘案して接近しなければいけない。道徳と人権を外交ビジョンとして主張する
が、米国は独裁国家とも交渉して外交関係を結んだ。
北朝鮮の要求は米国との関係正常化であり、体制の安全を確保することだ。北朝鮮に先に
行動の変化を見せることを要求し続ければ、北朝鮮の核問題は解決が難しい。北朝鮮の核
とミサイルに対する執着は、米国の「敵対政策」の変化を北朝鮮が認識する時、変化の余
地が生じる可能性がある。米国の役割は北朝鮮の核問題解決だけでなく、韓半島に平和を
構築するのに決定的だ。核問題に焦点を合わせた接近は北朝鮮体制の耐久力を把握できな
かったし、北朝鮮の本質的要求を看過した。対敵通商法をはじめとする米国の法や外交原
則など諸般条件が北朝鮮に対する果敢な接近を制約するが、越えられない限界ではない。
北朝鮮が核兵器を保有した状況で、米国の対北朝鮮政策は変わらなければいけない。関係
正常化、平和協定など体制安保に関連する懸案を、北朝鮮の行動変化による核問題進展に
合わせる接近ではなく、核問題の解決と併行して推進していくべきだ。その過程で韓国と
関連国が懸案によって関与するだろう。朝米関係の改善は、韓半島に平和をもたらし、北
朝鮮の国際社会合流を牽引する道だ。オバマ大統領の大胆な希望が対北朝鮮政策にも適用
されることを望む。オバマ大統領のノーベル平和賞は北朝鮮との関係改善に礎石を築くこ
とでさらに輝きを放つはずだ。
パク・ヨンホ江原大招聘教授
◇外部執筆者のコラムは中央日報の編集方針と異なる場合があります。
ソース:中央日報/中央日報日本語版【韓半島ウォッチ】朝米関係の改善が韓半島の平和のカギだ
http://japanese.joins.com/article/220/209220.html
引用元: ・【韓半島ウォッチ】 朝米関係の改善が韓半島の平和のカギだ~それでオバマ大統領のノーベル平和賞もさらに輝く[12/03]
【いいよね他人に要求するだけならどこも痛まなくてさ【韓半島ウォッチ】 朝米関係の改善が韓半島の平和のカギだ~それでオバマ大統領のノーベル平和賞もさらに輝く[12/03]】の続きを読む