チャン・ユンジョン母親敗訴




▲歌手チャン・ユンジョン。写真=デイリー韓国資料写真

財産争いでしばらく世間の話題になった歌手チャン・ユンジョン(34)さんの母親ユク(58)さんが娘であるチャンさんの所属会社を相手に行った訴訟で敗訴した。ユクさんが娘であるチャンさんの所属会社を相手に出した訴訟で娘が稼いだ金に対する所有権を主張したが裁判所がこれを認めなかった。ソウル中央地方法院民事合議42部は26日、チャンさんの母親ユクさんが「貸したお金を返しなさい」としてチャンさん所属会社であるインウプロダクションなどを相手に出した訴訟で原告であるユクさんに対して敗訴判決したと26日明らかにした。

チャンさんの収入の大部分を保管・管理してきたユクさんは2007年、チャンさんの所属会社に金を貸して借用証を受けた。借用証にはユクさんが7億ウォンを貸したとされていた。

ユクさんはチャンさんの所属会社が金を借りた後一銭も返さなかったとして訴訟を起こし、これに対しインウプロダクション側は訴訟でユクさんから5億4,000万ウォンだけ借りて数日後全額返済したと対抗した。

この日裁判所判断の争点はチャンさんの収益金に対してユクさんの所有権を認めることができるかどうかであった。裁判所は「チャンさんが自身の収入をユクさん思いのままに使うように許諾したことがないという」として「ユクさんがお金を管理したといっても所有権を持ったのではない」と判示した。

また、裁判所はユクさんが5億4,000万ウォンでない7億ウォンを貸したのか、金銭借用証の当事者がチャンさんなのかユクさんなのかなどをめぐっても明確に区別した。

裁判所は「借用証作成当時、チャン氏名義口座から5億4,000万ウォンが引き出されたし、チャンさんも所属会社に同じ金額を借りた後全部返してもらったと述べた」とユクさんの主張を受け入れなかった。

裁判所は引き続き「会社側は貸与金をチャンさんのお金と知って借用証を作成・交付しただけに借用証に現れた当事者もユクさんでなくチャンさんと見ることができる」と判示した。

デイリー韓国（韓国語）
http://daily.hankooki.com/lpage/society/201406/dh20140626150706137780.htm