江南（カンナム）駅今年も水騒動憂慮




▲駅三（ヨクサム）駅より30m程度低い低地帯である江南（カンナム）駅近隣は豪雨が降れば水が集まるほかはない構造だ。 (写真=放送画面キャプチャー)

今年も『江南（カンナム）駅ウォーターパーク』が再現されようか。

毎年梅雨の時なら江南（カンナム）駅一帯に水騒動が起きて近隣商人の怨念の声が高い。よっぽどでなければ江南（カンナム）駅に浸水が多いのを皮肉って『江南（カンナム）駅ウォーターパーク』という話が出るほどだ。これに対しソウル市は梅雨期を控えて夏の風水害対策を専門担当する災害安全対策本部を発足して、江南（カンナム）駅・道林川（トリムチョン）など特別管理地域の貯留能力を強化する内容を入れた風水害安全対策を発表した。だが、夏の招かざる客である江南（カンナム）駅浸水を防ぐためにはより根源的な処方が必要だという指摘だ。

江南（カンナム）駅は近隣駅三（ヨクサム）駅より30m程度低い低地帯なので豪雨が降れば水が集まるほかはない。また、排水管施設が30年前に建設されて現在のゲリラ性豪雨に耐えられることができない水準だ。現在の排水管が耐えられることができる雨水の量は時間当り最大67㎜の水準。雨水は排水管を通じて瑞草（ソチョ）雨水ポンプ場等を通して漢江（ハンガン）に抜け出るがパンポ川の水位が高まれば雨水がよく抜けなくて常習的に浸水が繰り返されるのだ。

ソウル市都市安全室関係者は「江南（カンナム）駅周辺の浸水被害に対して根本的な解消対策が必要だと考えて、現在設計サービスを通じて下水路改善、雨水貯留槽設置など多様な方法を模索している」として「来年初めに設計が完了して2018年までに1段階工事が終わるものと見られる」と明らかにした。これと共に市は今年の夏の豪雨に備えて振興アパート交差点ヨンホ公園に雨水貯留槽を設置して1万5000トンの水を入れるようにした。

だが、江南（カンナム）駅の商人は不安なだけだ。靴屋を運営するある商人は「2011年のように時間当り最大100㎜を越える雨が降り注ぐ時は全く対応できないという話が商人の間で回っている」として「はやい期間内に措置を取れば良いだろう」と明らかにした。気象庁は今年の夏にもゲリラ性豪雨など集中豪雨がいつも現れることができると予報した状態だ。

韓国日報（韓国語）
http://daily.hankooki.com/lpage/society/201406/dh20140619151207137780.htm