京畿道（キョンギド）教育庁、檀園高校長職位解除「事故収拾が先だと処罰引き延ばしただけ」




▲檀園高校長職位解除(写真=ニュースワイ放送画面キャプチャー)

セウォル号事故を体験した安山檀園高キム・ジンミョン校長が去る17日に職位解除された。

18日、京畿道（キョンギド）教育庁は「セウォル号事件の道義的責任を問うて檀園高キム校長を今日付けで職位解除した」として「事故が起きるまで修学旅行進行手続上の瑕疵が全くなかったと見ることができない。事故直後に下した決定だったが、学生と保護者の管理など現場の収拾のためにしばらく留保した」と発表した。

引き続き「職位解除は校長としての権限行使を行わないようにすることで公務員身分は維持するものの職を剥奪することだ。監査や調査結果にともなう懲戒とは違う」と付け加えた。

職位解除を除いた懲戒の有無は今後検討する予定だ。

先んじても教育庁は事故発生直後事故、収拾が先だとしキム校長に対する処罰を引き延ばした。この日職位解除決定が下されてキム校長は昨年9月檀園高校長に就任した後9ヶ月後に職位解除された。

檀園高は去る4月16日、全南（チョンナム）珍道（チンド）海上で発生した旅客船セウォル号沈没事故で修学旅行中だった339人(教師14人含む)の中で253人(学生243人、教師10)名が死亡したり失踪する被害をこうむった。

韓国日報（韓国語）
http://daily.hankooki.com/lpage/society/201406/dh20140618130032137780.htm