『遊びにきてください』…警察官に売春広報メール送って首根っこ
蔚山（ウルサン）フルサロン営業停止後斡旋再開…セウォル号惨事哀悼期間に2億収益


売春を斡旋して営業停止処分を受けた風俗店が取り締まり警察官に広報メールを送って再び首筋をつかまれた。営業再開直後セウォル号惨事が発生したがこの業者の売春広報および斡旋行為は続いた。

蔚山（ウルサン）南部警察署イ・ドゥムン生活秩序係長は去る4月末数回スパムメールを受けた。

『お嬢さんフルサービス』『現金30万ウォンでファクンハムの真髄を…』など顔が赤くなる文面のメッセージは酒を売って売春を提供する俗称『フルサロン』広告であった。

不法風俗業者取り締まりが主業務であるこの係長は職員らと共に直ちに取り締まり計画をたてた。

まずお客さんであるようにメールが発送された番号に電話をかけて「業者場所はどこか」「行って誰を訪ねれば良いか」と尋ねるなど情報把握に出た。

そうして把握した業者は去る1月に売春を斡旋して取り締まった業者であった。

確認の結果、この業者は去る4月11日、二月間の営業停止が終わるやいなや再び営業再開を準備、看板を変えて二日後である13日から営業を始めたことが明らかになった。

1月の取り締まりで摘発された事業主キム某(32)さんも相変らず共同事業主で運営に参加していた。

お客さん誘致のためにスパムメールを大量発送して以前に業者を取り締まった警察官にも営業事実を知らせた格好になった。

警察はキム氏など4人を『売春斡旋など行為の処罰に関する法律』違反疑惑で不拘束立件した。

キム氏などは去る4月13日から今月8日まで蔚山市（ウルサンシ）南区のある建物に部屋10個を備えた遊興酒屋を運営してお客さんを近隣建物にあるモーテルに案内して売春を斡旋した疑惑だ。

これらはお客さん一人当り30万～40万ウォンを受けて酒と売春を提供したと警察は説明した。

特に警察は押収した営業所部を通じてまだ一ヶ月もならない期間に合計630人余りのお客さんを受けて2億ウォン相当の利益を取りまとめたと見ている。

この係長は「営業再開後セウォル号沈没事故が発生したが、事故日から三日間だけで100人余りのお客さんが訪れた」としながら「帳簿に記録されたお客さん名簿に基づいて買春男性も追跡するだろう」と明らかにした。

韓国日報（韓国語）
http://news.hankooki.com/lpage/society/201405/h2014051215583274990.htm