西帰浦（ソギポ）豚舎大火災2千400匹焼死「被害増えるようだ」
強風に内部複雑・可燃性物質せいで最終鎮火まで5時間以上



11日昼間12時31分頃、済州（チェジュ）西帰浦市（ソギポシ）テポドンS畜産養豚場で原因不明の火事が起こった。

この火災で豚舎1棟2階(延面積1千600余㎡)が全焼して2階にいた子豚と母豚など2千100匹余りが死に、同じ棟1階の300匹余りが煙を吸って死んだ。

済州島（チェジュド）消防安全本部は今回の火災による財産被害額が現在まで5億1千万ウォン余りに達するものと集計した。

道（ド）消防安全本部は養豚場関係者が火事が起こった豚舎に消防署が集計した焼死豚より2千100匹余り多くの合計4千500匹余りがいたと述べるにつれ被害がもっと増えると見て12日に2次調査を進める計画だ。

火事が起こるとすぐに消防当局は緊急状況である対応1段階レベルを発令、消防署員・義勇消防隊など消防隊員140人余りと消防車16台、掘削機5台を動員して鎮火に出た。

しかし強風で火がずっと広がり火災発生3時間が過ぎた午後3時45分頃に鎮火した。
最終消火整理は午後5時50分頃に終わって完全に火が消える時まで合計5時間20分ほどがかかった。

西帰浦（ソギポ）消防署関係者は「豚舎がウレタンフォームなど可燃性物質になっていて火が早く拡散して内部が複雑だったが屋根を除去して本格鎮火がなされた」として「風も突然強く吹いて最終鎮火まで時間がたくさんかかった」と話した。

警察と消防当局は火事が起こった豚舎入口から多くの煙が出始めたという養豚場職員の陳述などに基づいて正確な火災原因を調査している。

デイリー韓国（韓国語）
http://daily.hankooki.com/lpage/society/201601/dh20160111235809137790.htm