10階建物がまるごと売春『フルサロン』


ソウル江南（カンナム）の真ん中で10階建物を丸ごと借りていわゆる『フルサロン』を営業した事業主などが警察に検挙された。ソウル江南（カンナム）警察署は29日、売春法違反疑惑で遊興酒屋事業主オム某(33)さんを不拘束立件した。

警察によればオムさんは去る6月初めからソウル江南区（カンナムグ）三成洞（サムソンドン）のおよそ10階建物に遊興酒屋2ヶ所をそろえて150人余りの女性従業員を雇用、1人当り30万ウォン余りで売春を斡旋した疑惑を受けている。

警察の調査の結果、買春男性たちは外が見えない特殊ガラスになった部屋で待機中である女性従業員を選んで建物の地下1階と4～5階の遊興酒屋で類似性行為をした後、同じ建物の6～9階モーテルで性関係を持った。警察関係者は「このモーテルは正常な宿泊業者であるように看板を上げていたが実際には出入口が閉ざされて遊興酒屋だけを通じて上がることができる構造」としながら「カウンターで料金も受けないでただ売春場所を提供するためのモーテル」と話した。

この関係者は「10階規模の大型ビルディングが売春のための一つの企業で運営されたもよう」としながら「このような企業型売春に対する取り締まりを持続的に強化していく」と付け加えた。警察は17日、現場を急襲して売春女性4人と買春男性3人、モーテル事業主および職員3人などを立件して調査中だ。

デイリー韓国（韓国語）
http://daily.hankooki.com/lpage/society/201410/dh20141029102542137780.htm