1: 蚯蚓φ ★@無断転載は禁止 2016/05/19(木) 22:08:49.00 ID:CAP_USER
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▲韓水山(ハン・スサン)、朝鮮人強制徴用・原爆真実入れた小説、軍艦島出版

27年かかった。40代に始めてもう70代になったが止められなかった。小説家、韓水山(ハン・スサン、70・写真)は18日、朝鮮人強制徴用が大規模になされた日本の‘軍艦島’を背景にした歴史小説<軍艦島>(全2冊)を出版した。

日帝強制占領期間、朝鮮人強制徴用と長崎被爆問題を深く掘り下げた作品だ。軍艦島は日本、長崎県の無人島、端島のことだが、軍艦に似ているため、よく軍艦島と呼ばれる。1940年代、朝鮮人徴用者数百人が引きずられて行って炭鉱で非人間的な処遇の中で搾取され、長崎原爆投下時は被爆被害までうけた現場だ。

作家が軍艦島を深く掘り下げることになった契機は1989年、東京のある古書店で会った本<原爆と朝鮮人>だった。強制徴用と被爆に絡まった悲劇の歴史を詳しく知らずにいたという自責と共にこれを扱った小説を書く決心をした。翌年すぐに取材を始めた。長崎、広島などを回って原爆被害者に会い、岡正治牧師や「長崎朝鮮人の人権を守る会」会員などと軍艦島に入るなどこれまで数回訪問した。

取材内容を扱った小説<陽は昇り、陽は沈む>を1993年日刊紙に3年間連載し、「作家として満足できず」また手をつけて5冊の大河小説<カラス>を2003年出版する。これを土台に2009年には<軍艦島>という名前で日本で翻訳本を出した。今回出版した<軍艦島>は新たな現場取材、関連資料を土台に「単純な改正ではなく、書き直しという程」形式と内容を大幅修正した。

作家はこの日、記者と会ってこの小説が現代韓国社会に必ず必要な‘証言’であることを強調した。作家は「被害当事者とともに強制徴用の現場でその証言を土台に書いた唯一の小説であることを自負する」として「日帝強制占領期間、被害当事者の証言を土台に歴史を復元し、文学と記憶するという作家的義務の中で書いた」と話した。

作家は‘軍艦島’は過去ではなく今日の問題と数回強調した。「‘軍艦島’は私たちの先祖の苦難と痛恨の歴史を描いた過去の話ではない。‘軍艦島’には無数の今日が内在している。虚偽を根拠とした日本の軍艦島ユネスコ世界遺産登録の問題、被爆の恐るべき後遺症問題など‘軍艦島’は今日の私たちに‘どうすべきか’を問いかける」と話した。

作家は‘軍艦島’と書かれた日本酒のビンを持って「これは日本が軍艦島で売っている焼酎だ。あきれる」と話した。彼は韓・日関係について「ぐらぐら動きながら前に進ように見えるが、ただの1センチも進まない‘ロッキングチェア’のようだ」として「‘記憶’という作業を怠ってはならない」と話した。

ソース:京郷新聞(韓国語) 「軍艦島は痛恨の過去でない今日の問題‘記憶’という作家の義務で27年ぶらさがって」
http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=201605182059015&code=960205

引用元: ・【書籍】 「軍艦島は痛恨の過去ではなく、今日の問題」~朝鮮人強制徴用・原爆の真実描いた小説「軍艦島」出版[05/18] [無断転載禁止]©2ch.net

【「日本の軍艦島ユネスコ世界遺産登録は虚偽を根拠としている」~小説家、韓水山(ハン・スサン)「軍艦島」出版】の続きを読む