1: 蚯蚓φ ★@無断転載は禁止 2017/04/02(日) 00:24:21.83 ID:CAP_USER
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▲韓国古代史散歩/韓国歴史研究会著/464ページ・2万2000ウォン・歴史批評社
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▲中国吉林省集安市にある高句麗「好太王碑」.
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▲韓日歴史学界で論議になっている好太王碑の辛卯年の記事(太字部分)。東亜日報DB

今まで見た古代史本の中で最も大胆でスッキリしている。文献記録が絶対的に不足する古代史は解釈の余地が大きいだけ論議も多い。文献の空席を考古学遺物の解釈で埋めなければならない時も多い。唯一古代史分野で在野史学と教壇史学の葛藤がふくらむ理由だ。

帝国主義侵奪経験がある韓国で民族主義を前面に出した在野史学の攻勢は学者にとって少なからぬ負担として作用する。最近、会ったある古代史研究者は「論文を書く時、わけもなく植民史学フレームにひっかかって誤解を生じるか心配する時がある」と打ち明けた。

しかし、この本の著者らは民族主義を悪用した歴史歪曲に対し果敢に批判すると同時に学界自ら反省しなければならない点も率直に認めている。特に韓国史で自主性論議と関連して広く知られる「淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)」に対する立体的解釈は注目するに値する。
(中略:淵蓋蘇文の説明)

大陸に号令した高句麗人の気象が込められたという高句麗好太王碑の解釈も目を引く。日本の学者らは石碑に「倭以辛卯年来渡海破百残○○新羅以為臣民」と彫られたいわゆる辛卯年記事について「倭が百済と新羅を征服して臣民とした」と主張し論議を起こした。これについて著者は辛卯年記事は広開土王の時に形成された高句麗中心の天下観により作られた虚構と見た。

石碑に書かれた具体的な征服活動は歴史的事実に土台を置いているが、征服の名分と意味を生かすために一部記事で倭の勢力を誇張したという事だ。実際、この時期、倭が韓半島南部を占領した事実を後押しするほどのいかなる記録や考古学的証拠も発見されたことがない。執権者を輝かせるための歴史歪曲は昔も今も同じということだ。

百済の遼西進出も俎上に上げた。百済全盛期の近肖古王の代に中国遼西地方はもちろん山東地方や日本の九州まで進出したという学説は教科書にも紹介された。しかし、著者は遼西進出は文献記録と情況に照らして事実である可能性が高いが、山東や九州進出は根拠が全くない歴史歪曲だと批判する。これと関連して「歪曲された事実が教科書に永く載ったことは、虚構を正さなければならない学者の責任」だと書いた。

沸流(ピリュ、温祚(オンジョ)の兄)がたてたいわゆる「沸流百済」が日本皇室のルーツという学説はかえって植民史学の罠にはまりかねない自ら失敗を招く手法という指摘も提起された。著者は「日本と朝鮮は同じ先祖から出た兄弟という日帝強制占領期間の『日鮮同組論』と同じ脈絡になる可能性がある」と明らかにした。

キム・サンウン記者

ソース:東亜日報(韓国語) 「日の百済-新羅征服説は虚構」…光鍬入れ王陵費めぐる韓日論争など民族主義越えた古代史
http://news.donga.com/East/MainNews/3/all/20170401/83634430/1

引用元: ・【書籍】 「日本の百済-新羅征服説は虚構」…高句麗好太王碑めぐる韓日論争など民族主義越えた古代史解釈『韓国古代史散歩』[04/01] [無断転載禁止]©2ch.net

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