使い捨て交通カード還付金引き出した地下鉄副駅長首根っこ
カード30枚使い機械で『無限払い戻し』…ソウルメトロ全域監査


ソウル地方警察庁地下鉄警察隊は地下鉄の駅に設置された使い捨て交通カード払い戻し機でカード保証金を引き出した疑惑(業務上横領)でソウルメトロ職員チャン某(53)さんを捕まえて調査していると27日明らかにした。

警察によればソウル駅副駅長であるチャンさんは去る2012年5月から今月4日まで使い捨て交通カード30枚を繰り返して入れて還付金を引き出した後このカードを機械で再び引き出す手法で合計1万 3千544回にかけて677万 2千ウォンを引き出した疑惑を受けている。

調査の結果チャンさんはある払い戻し機だけで犯行を犯したことが明らかになった。

警察は通常払い戻し機は改札口に一度でも使われたカードに対してだけ保証金を支給するようになっているのを考慮してチャンさんが機械にできた欠陥を利用したのかカードに特殊な装置をしたのかなどを集中調査中だ。

チャンさんは当初疑惑を否認したがカード照会記録など証拠の前に結局犯行全てを認めたと警察は伝えた。

警察は機密情報を入手して潜伏捜査を行った末に去る4日犯行現場でチャンさんを逮捕した。

警察はチャンさんに対して拘束令状を申し込んで犯行手法と余罪などを継続調査する計画だ。

ソウルメトロは今月の初め警察から該当事実を通報されて全駅を対象に自主監査を進行中だと明らかにした。

監査過程で職員1人が弘大入口（ホンデイプク）駅の自動発売機の収益を決算して一部金額を正しく合わせることが出来なかった事実が確認されて職位解除されたりもしたと分かった。

ソウルメトロ関係者は「横領が特定駅だけで発生したのか全駅で慣行的になされるのかを調査している」として「警察で調査中であるチャンさんの他にはまだ横領事例は出てこなかった」と話した。

デイリー韓国（韓国語）
http://daily.hankooki.com/lpage/society/201406/dh20140627112342137790.htm