『貴金属買おうと』30代女性が50代誘引して切断殺害
盗んだクレジットカードで貴金属購買…計画的犯行明らかに


(仁川（インチョン）=聯合ニュース)京畿道（キョンギド）坡州（パジュ）で発生した30代女性の50代男性バラバラ殺害事件の犯行動機は貴金属購入資金用意だったと9日警察の調査の結果あらわれた。

仁川（インチョン）南洞警察署は先月末に発生した50代男性B(50)さんバラバラ殺人事件の被疑者であるA(36・女)氏が犯行翌日である先月27日、Bさんのクレジットカードで300万ウォン相当の貴金属を購入したと発表されたとし、これを殺害の有力な動機だと目星をつけた。

警察によればAさんは貴金属を買うお金を用意しようと犯行を計画して先月26日、インターネットチャットで知るようになったBさんを京畿道（キョンギド）坡州（パジュ）市のある無人モーテルで誘引した。

Aさんはあらかじめ所持していた30㎝の長さの凶器でBさんの首や胸など30ヶ所余りを刺して殺害した後、近隣商店でチェーン・ソー、ビニール、洗剤などを購入、Bさんの両脚を切断してモーテルの中の殺害跡を消した。

AさんはBさんの財布とクレジットカードなどを奪った後、犯行翌日に京畿道（キョンギド）一山（イルサン）のある貴金属商店でネックレスと指輪などの貴金属を買った。

警察はAさんが以後自身の外車を走らせてBさんの両脚をビニールに包んで坡州市（パジュシ）の農水路に捨てて胴の部分はカバンに入れて仁川（インチョン）南洞公団路地に遺棄したと説明した。

警察は先月31日、南洞公団で死体の一部を発見した通行人の申告を受けて捜査に着手、近隣の防犯カメラに捉えられた容疑車輌を追跡してAさんを強盗殺人などの疑惑で検挙した。

特別な職業と前科がないAさんは当初警察の調査で「Bさんが強制的に性関係を持とうとして抵抗している間、護身用ナイフで偶発的に犯行した」と主張したが貴金属購入事実が明らかになって偽りがばれた。

警察はモーテル内のPCで仁川（インチョン）首都圏埋立地と南洞公団などを検索した記録が出てきた点などからAさんが即興的にBさんの死体を傷つけて遺棄したと見ている。

警察はAさんが残酷な犯行を犯した点に注目、怨恨関係と共犯の有無などを調査したが特異点を発見できなかった。

警察のある関係者は「モーテルの防犯カメラの分析の結果、単独犯行で結論を出した」として「Aさんは最初の陳述で犯行を認めたが盗んだカードで貴金属を買った情況が捉えられた後疑惑を否認している」と話した。

警察は来る10日事件を検察に送検する方針だ。

韓国日報（韓国語）
http://daily.hankooki.com/lpage/society/201406/dh20140609220115137790.htm

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