1: ダーティプア ★@\(^o^)/ 2014/10/20(月) 16:03:19.13 ID:???.net
秋が深まってきた中国の首都、北京で19日、恒例行事となっている北京国際マラソンが行われた。この日は北京市周辺上空の風が
弱かったことから大気汚染が深刻化し、ぜんそくなどの呼吸器系疾患を誘発するとされる直径2.5マイクロメートル以下の微小粒子状
物質「PM2.5」の大気中濃度が危険水準を超え、今年最悪のレベルに上昇。健康への悪影響を懸念してマラソンへの出走を取り
やめるランナーが続出し、マスク姿の参加者も目立った。
34回目を迎えた北京国際マラソンは19日午前、北京中心部の天安門広場をスタート。55カ国から集まった約3万人の参加者が
フルマラソンとハーフマラソンに分かれ、五輪公園まで駆け抜けた。深刻だったのは、大気汚染の状態だ。北京市内はスモッグに
白く覆われ、数百メートル先のビルがかすんでみえるほどだった。
北京の大気汚染データをインターネット上で常時公開している在中国米国大使館のサイトによると、PM2.5の濃度は18日昼過ぎ
から上昇をはじめ、午後7時には危険水準とされる大気1立方メートル当たりの一日平均濃度300マイクログラムを突破。
18日未明には最高値の442マイクログラムを記録し、北京国際マラソンが開催された午前中の大半で今年最悪のレベルとなる
400マイクログラム台で推移した。
PM2.5について世界保健機関(WHO)の指針では大気1立方メートル当たり25マイクログラム以下が健全な数値とされ、
日本の環境省は自治体が住民に注意を呼び掛ける目安となる暫定指針値を70マイクログラムと定めている。400マイクログラム台は、
通常ならば外出を控え、室内で過ごすことが望ましい水準だ。
「普通の日だったら、こんな状態で誰も外を走ったりしないよ。でも、大会はきょうだ。僕らにはどうしようもない」。北京国際マラソンに
参加したコンピューター技師は、AP通信にこう答えた。また、ハーフマラソンを完走した日本人会社員(33)は「せっかく申し込んだので
参加したが、のどが痛くなった」と共同通信に話した。
大気汚染の悪化が予想されたため、主催者側は前日の18日夜に公式ブログで「軽度かまたは中程度のスモッグがあるかもしれない」
として、自分の健康状態をよく考慮し、高齢者や疾病がある人は参加するかどうか慎重に判断するよう参加者に要請。大会当日には、
沿道に水分を含んだスポンジを14万個用意し、参加者が肌に付着する微小粒子状のPM2.5を洗い落とせるように配慮したという。
中国の大気汚染は冬が近づくとともに悪化し、翌春には偏西風に乗って汚染物質が日本にも飛来する。今年も悩ましい事態になりそうだ。
(SANKEI EXPRESS)
ソース:Business Journal 2014.10.20
http://biz-journal.jp/sankeibiz/?page=fbi20141020500
弱かったことから大気汚染が深刻化し、ぜんそくなどの呼吸器系疾患を誘発するとされる直径2.5マイクロメートル以下の微小粒子状
物質「PM2.5」の大気中濃度が危険水準を超え、今年最悪のレベルに上昇。健康への悪影響を懸念してマラソンへの出走を取り
やめるランナーが続出し、マスク姿の参加者も目立った。
34回目を迎えた北京国際マラソンは19日午前、北京中心部の天安門広場をスタート。55カ国から集まった約3万人の参加者が
フルマラソンとハーフマラソンに分かれ、五輪公園まで駆け抜けた。深刻だったのは、大気汚染の状態だ。北京市内はスモッグに
白く覆われ、数百メートル先のビルがかすんでみえるほどだった。
北京の大気汚染データをインターネット上で常時公開している在中国米国大使館のサイトによると、PM2.5の濃度は18日昼過ぎ
から上昇をはじめ、午後7時には危険水準とされる大気1立方メートル当たりの一日平均濃度300マイクログラムを突破。
18日未明には最高値の442マイクログラムを記録し、北京国際マラソンが開催された午前中の大半で今年最悪のレベルとなる
400マイクログラム台で推移した。
PM2.5について世界保健機関(WHO)の指針では大気1立方メートル当たり25マイクログラム以下が健全な数値とされ、
日本の環境省は自治体が住民に注意を呼び掛ける目安となる暫定指針値を70マイクログラムと定めている。400マイクログラム台は、
通常ならば外出を控え、室内で過ごすことが望ましい水準だ。
「普通の日だったら、こんな状態で誰も外を走ったりしないよ。でも、大会はきょうだ。僕らにはどうしようもない」。北京国際マラソンに
参加したコンピューター技師は、AP通信にこう答えた。また、ハーフマラソンを完走した日本人会社員(33)は「せっかく申し込んだので
参加したが、のどが痛くなった」と共同通信に話した。
大気汚染の悪化が予想されたため、主催者側は前日の18日夜に公式ブログで「軽度かまたは中程度のスモッグがあるかもしれない」
として、自分の健康状態をよく考慮し、高齢者や疾病がある人は参加するかどうか慎重に判断するよう参加者に要請。大会当日には、
沿道に水分を含んだスポンジを14万個用意し、参加者が肌に付着する微小粒子状のPM2.5を洗い落とせるように配慮したという。
中国の大気汚染は冬が近づくとともに悪化し、翌春には偏西風に乗って汚染物質が日本にも飛来する。今年も悩ましい事態になりそうだ。
(SANKEI EXPRESS)
ソース:Business Journal 2014.10.20
http://biz-journal.jp/sankeibiz/?page=fbi20141020500
引用元: ・【中国】北京国際マラソン、今年最悪のPM2.5…危険水準突破で棄権者続出[10/20]
【参加するやつもバカだし中止しない主催側も酷いな 【中国】北京国際マラソン、今年最悪のPM2.5…危険水準突破で棄権者続出[10/20]】の続きを読む