1: まぜるな!キケン!! 2023/03/07(火) 19:04:43.57 ID:4hIF4hHx
韓国の家計負債統計に含まれていない賃貸保証金(チ ンセ)を含めると、韓国の経済規模(GDP)に対する家計負債比率はOECD諸国の中で最も高いという結果が出た。韓国のチ ンセは他国にはない独特の制度であるため、これまで集計に含まれていない。

韓国経済研究院(韓経研)は6日、賃貸保証金を含む韓国の家計負債の推定及び示唆点を分析した結果、昨年末基準で賃貸保証金を含む総家計負債は2925兆3000億ウォン(約306兆円)と推定されることを明らかにした。最近5年間(2017~2022年)で703兆8000億ウォンが増加し、GDPに対する家計負債と可処分所得に対する家計負債の割合がOECD諸国の中で最高を記録した。

韓国は全世界で唯一、チ ンセと半チ ンセという補償金制度を運用している。チ ンセ制度とは、韓国の不動産市場において、家賃の代わりに、一定期間にわたって家賃を一括で支払うことで、家主がその間の利益を得ることができる制度。チ ンセは、韓国語で「敷金」という意味がある。現在、家計負債関連の公式国際統計には賃貸保証金は集計されていないが、韓経連の分析にはこれら保証金の両方を含めた。

2021年基準で韓国の家計負債比率は105.8%を記録した。統計確保が可能なOECD31カ国中4位だった。

しかし、チ ンセ金を家計負債に含めると、韓国のGDP比家計負債比率は一気に156.8%も上昇し、スイス(131.6%)を抜いてOECD31カ国中1位になる。主要先進国(G5)の △英国(86.9%)△米国(76.9%)△日本(67.8%)△フランス(66.8%)△ドイツ(56.8%)などは100%を下回ることから、韓国の家計負債比率の高さが際立つ。

韓経連は「2020~2021年の賃貸借3法の施行などによる賃貸資金の急騰、コロナ19による生計費ローンの増加などで家計負債が大幅に増加した」と分析した。

変動金利ローンの割合が高いことも問題点として指摘された。

ローン残高基準で2017年末66.8%を占めた変動金利ローンは2022年12月基準76.4%で9.6%ポイントも増加した。新規ローンのうち変動金利ローンの割合も同期間64.3%から75.3%で11.0%p増加した。

韓経連は、良質の雇用創出で家計所得の増加を誘導すべきだと主張した。当局がDSR(所得に対する元本返済比率)規制強化などで資金供給抑制を強化したが、これは根本的なローン需要を減らすことができず、実効性に限界があるという分析だ。

実際、昨年DSR規制が拡大されると、規制に含まれない他の高金利ローンが大幅に増加する様相を見せた。カードローン商品のうち、DSR規制対象のカードローンの増加率は2.3%であるのに対し、規制圏外のリボルビングとキャッシングはそれぞれ19.7%、4.3%急増した。

韓経連のチュ・グァンホ経済政策室長は「最近、不動産景気減速と高金利による返済負担の重みで家計ローンの増加が鈍化しているが、負債の絶対的な規模が大きく、変動金利の割合が高いなど質的な水準も脆弱だ」とし、「資産市場の軟着陸で融資需要を安定的に管理する一方、規制改革と税制改善など企業活力向上を通じた良質の雇用創出で家計所得の増進と金融防御力の拡充を図る必要がある」と提案した。

コリアエコノミクス 2023年3月6日
https://korea-economics.jp/posts/23030604/

引用元: ・韓国のGDP比家計負債比率は先進国中1位だった…日本の2倍超  統計手法是正で判明 [3/7] [ばーど★]

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