エアバウンス・ケーブルカー安全事故…ゴールデンウィーク『汚点』


子供の日と釈迦生誕日が挟まったゴールデンウィーク期間、遊具が倒れて子供たちがケガするなどあちこちで大小の事故が相次いだ。

◇倒れたエアバウンス・立ち止まったケーブルカー= 5日午後4時20分頃、釜山（プサン）画名生態公園のエアバウンス(空気注入式すべり台)が倒れてキム某(8)君など子供5人をはじめとする9人がエアバウンスにかかれて傷を負った。

警察は強い突風で空気注入式すべり台が倒れたという目撃者陳述を基に正確な事故原因を調査中だ。

また、すべり台に連結されるロープを大きな石に粗末に縛ったまま運営した事実を確認、公園側が安全規則遵守をまともに守らなかったと見て補強調査を経て疑惑があらわれれば責任者を業務上過失致傷疑惑で立件する方針だ。

5月初めの週末である4日には大邱（テグ）前山の頂上を行き来するケーブルカーが二度誤作動を起こした。

午後6時10分頃、前山の頂上で山の下に降りてきたケーブルカーが急出発して10m余りを降りてきて突然止まった後点検を受けて以後、また急発進してキム某(63・女）氏など10人余りが目まいなどで近隣病院で治療を受けた。

警察は「ケーブルカーコントロールボックスのキー盤に問題があって突然止まることになった」というケーブルカー操縦者ホ某(62)さんの陳述を基に現場管理者と運営業者関係者などを相手に整備不良など業務上過失があったのかどうかを調査する方針だ。

◇ 6中追突・ひき逃げなど交通事故…25人死傷= 5日午後11時25分頃、全南（チョンナム）霊光（ヨングァン）郡西海岸（ソヘアン）高速道路下り線霊光出入り口(IC)近隣で乗用車6台が続いて追突した。

この事故で各車両運転者など搭乗者24人が大小の負傷に遭って近隣病院に移されて治療を受けた。

警察は先を走っていたソレント乗用車とウィンストーム乗用車が衝突するとすぐに後に従った車両がこれを避けようとして事故がおきたと見ている。

同日午前1時20分頃、慶南（キョンナム）昌原市（チャンウォンシ）馬山（マサン）合浦区（ハッポグ）のある商店前の道路にキム某(31・会社員)さんが倒れて亡くなったまま発見された。

警察は事故地点から500m程度離れた道路周辺に駐車していたチェ某(20・会社員)さんのトスカ乗用車の一部が破損していたという申告者の陳述などに基づいてひき逃げ死亡事故とみてチェ氏を相手に正確な事故経緯を調査している。

◇殺人事件に火災も= 4日午後11時頃、忠北（チュンブク）槐山郡（クェサングン）のある遊興酒屋でA(73)さんが普段知り合ってつきあったB(57)さんを凶器で刺して亡くなるようにした後警察に自首した。

警察はAさんがBさんと酒を飲んで偶発的に犯行を犯したと見て正確な事件経緯を調査している。

同日午後9時11分頃、京畿道（キョンギド）安山市（アンサンシ）常緑区（サンノック）一洞の安産労災病院地下倉庫で火事が起こって15分後に鎮火した。

この火で寝具類と収納棚などが焼けて150万ウォン(消防署推算)の財産被害が出て患者が避難する騒動が醸し出されたが人命被害はなかった。

さらに京畿道（キョンギド）抱川（ポチョン）市蘇屹邑（ソフルップ）のある繊維工場でも火事が起こって30分後に鎮火した。

週末休業なので人命被害はなかったが組み立て式鉄骨構造物396.5㎡と機械、反物などが焼けて消防署推算5千万ウォンの財産被害が出た。

韓国日報（韓国語）
http://news.hankooki.com/lpage/society/201405/h2014050616324221950.htm