1: HONEY MILKφ ★@無断転載は禁止 2016/07/15(金) 11:22:34.98 ID:CAP_USER
■ 小説『ジニのパズル』を発行した僑胞3世・催実(チェ・シル)さん・・・6月に群像新人文学賞を受賞
■ 日本の最高権威、芥川賞の最終候補に

(写真)
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「頻繁に引っ越しをしたせいで、日本とアメリカで小・中・高等学校を9ヶ所も通いました。その度に新しい学校
には面白い事があるかも知れないと思ったけど、結局どこにも情を付ける(馴染む)事は出来ませんでした」

13日、日本の出版社である講談社・東京本社で会った在日同胞3世の小説家、催実(チェ・シル)さん(31歳)は、
自分の体験を淡々と打ち明けた。彼女は小説『ジニのパズル』で6月に群像新人文学賞を受賞した。また、
日本の最高権威である芥川賞の最終候補にも上がった。受賞可否は19日に決まる。

小説の中の主人公・ジニは日本の小学校で差別を受けた後、朝鮮学校に進学する。しかし日本語しか話せず、
朝鮮学校でも馴染むのは容易ではなかった。そんな中で1998年に北朝鮮がデポドンミサイルを発射すると、
ジニは路上でチマチョゴリを着たまま暴行と性醜行(セクハラ)を受ける。その後、教室に掛かていた金日成
(キム・イルソン)と金正日(キム・ションイル)の肖像画を運動場に投げ捨ててアメリカに行くが、相変らず
自分の居場所を見つけられずに彷徨う。

催さんは、「実際に朝鮮学校に通っていた頃、(金日成・金正日の)肖像画を見て違和感を感じた」とし、
「デポドンミサイルが打ち上げられた時は緊張しながら通学して、暴行を受けた経験もある」と話した。

韓国国籍の催さんは高校を卒業後、韓国に来て大学付設語学堂に通った。しかし韓国語が上手話せず
『日本人』扱いを受けたという。 彼女は、「地下鉄で正面にに座るハルアボジ(お爺さん)がパンチをする
ジェスチャーをした事もある」とし、「アメリカと日本で“外国人”という思いで韓国に来たが傷ついた」と回想
した。韓国で1年間も居られず、日本に帰った彼女は映画専門学校で脚本を専攻した後、小説家の道に
入った。

催さんは、「村上春樹が30歳で群像新人賞を受けた。30歳の誕生日を控えて急に“このままではいけない”
と思い、食事と睡眠を欠かしながら1か月半で無我夢中で小説を完成した」と明らかにした。

今月初旬の発売後、J・D・サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて」を連想させるという好評を博し、増刷を
含めて2万5000部を超えた。新人作家の純文学では異例的な部数だ。有名作家から「間違いなく傑作」
という賛辞も受けた。

催さんは主人公と同じような悩みを持つ青少年を向けて、「それでも家に篭っていてはいけない。何事が
あっても出て人と会い、付き合わなければならない」と強調した。小説の中の主人公も世界との絆を離さず
奮闘した結果、少しずつ成長して行く。韓国メディアとのインタビューは初めてだという催さんは、「これから
読者が暗い場所でも小さな希望や光を見つけられる作品を書く作家になりたい」という抱負を明らかにした。

ソース:NAVER/東亞日報(韓国語)
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=103&oid=020&aid=0002988627

引用元: ・【東亞日報】小説『ジニのパズル』~「日本で異邦人として生きていく・・・在日同胞のしがらみ込めました」[07/15] [無断転載禁止]©2ch.net

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