タンクローリー横転硫酸2t漏出…一部洛東江（ナクトンガン）流れ込んで
慶北道（キョンブクト）消石灰で中和処理…堤防積んで洛東江（ナクトンガン）流入防止





5日午後4時35分頃、慶北（キョンブク）奉化郡（ホンファグン）石浦面（ソクポミョン）石浦（ソクポ）3里910番地方道路で硫酸を積んだタンクローリー(運転手チョ某さん・53)が道路そば1m下に横転した。

事故で硫酸2t程度が流れ出て一部は洛東江（ナクトンガン）上流に入って消防当局と行政当局が緊急防除をしている。

このトラック25t規模のタンクローリーにのせられた硫酸20t中一部だけが漏れ出たと分かった。

トラックが倒れてタンクローリーの蓋が開いて硫酸が洩れた。

慶北道（キョンブクト）は漏れ出た2t中1.7t程度は道路周辺の土地に入り込み、残りの300リットル程度が洛東江（ナクトンガン）本流上流に流れ込んだと明らかにした。

事故がおきた道路と洛東江（ナクトンガン）は20m余り離れている。

慶北道（キョンブクト）などは消石灰で中和処理をするなど汚染された土を除去する一方、防除堤防20m余りを積んで硫酸が洛東江（ナクトンガン）に流れ込むことを防いでいる。

また、洛東江（ナクトンガン）の水質検査をずっと実施して魚の斃死など被害があるかを確認するために巡回査察を強化している。

タンクローリーは近隣の石浦（ソクポ）精練所で硫酸をのせて出て行った道であり運転手は軽い傷を負ったと分かった。

警察は「石浦（ソクポ）精練所を出発したタンクローリーが坂道を上がって突然車が後に滑ると横転した」というチョさんの話により正確な事故経緯を調査中だ。

デイリー韓国（韓国語）
http://daily.hankooki.com/lpage/society/201411/dh20141105200716137790.htm

4大河川文化館洛東江（ナクトンガン）『ディアーク』で火…30分後に鎮火


去る10日午後9時55分頃、大邱市（テグシ）達城郡（タルソングン）多斯邑（タサウップ）ズックゴックリの洛東江（ナクトンガン）カンジョンゴリョンボに設置された4大河川文化館ディアークの地下2階で火事が起こって什器などを焼いた後30分後に鎮火した。

火災発生当時ディアークは門を閉めた状態なので人命被害につながることはなかった。

警察は火災現場周辺にあった空気清浄機などがひどく焼けた点などを基に火災経緯を調査している。

デイリー韓国（韓国語）
http://daily.hankooki.com/lpage/society/201407/dh20140711081326137790.htm

鉄製ブイ・ワイヤー多数…漁民「地雷と同じこと」


イ・ミョンバク政府の4大河川興し事業以後、洛東江（ナクトンガン）下流に浚渫装備が2年目も放置されて環境汚染を誘発して船舶事故の危険を高めている。

10日午前、釜山（プサン）北区洛東江（ナクトンガン）下流に正体が分からない鉄製ブイがあちこちに浮いていた。

長さ1mのドラム缶鉄製ブイが真っ黒に錆がついたまま水面上に醜く姿を表わした。

ブイと連結された太いワイヤーと綱は水の中で長く続いた。

洛東江（ナクトンガン）一帯の漁民は鉄製ブイとワイヤーを『洛東江（ナクトンガン）の地雷』と表現した。

チョ・ホチョン九浦漁村系長は「洛東江（ナクトンガン）事業以後、操業に出て行った船舶が綱やワイヤーがかかってスクリューが故障したことが1,2回ではない」として「曇る日や夜間には鉄製ブイもよく見えなくて衝突する大型事故の危険が大きく地雷と違わない」と話した。

漁民は洛東江（ナクトンガン）事業以後、浚渫事業をした業者が川の水の上の汚染防止フェンスだけ切って撤収したと主張した。

特にフェンスを繋いていた鉄製ワイヤーと綱、アンカー(イカリ)、汚泥土を川の外に取り出すのに使われたパイプラインなどが水中や川底に勝手に放置されていて2次被害と汚染を誘発していると指摘した。

漁民はこのような浚渫装備が最小100個余りはなると推定したが正確な現況把握さえなされないでいる。

沈没した浚渫船の状態はより一層深刻だ。

2012年9月、台風『サンバ』で増えた川の水に流されて釜山（プサン）第2洛東大橋に突っ込んで近隣に沈没した200t級浚渫船は2年が過ぎても相変らず放置されている。

浚渫船でいつも油が流れ出て川の水を汚染させて魚類生息環境を変化させている。

現在の洛東江（ナクトンガン）に沈没したまま放置された浚渫船は全4隻に達する。

漁民は去る2年間、被害が続くとすぐに数回、管轄当局に陳情を入れて最近では実態調査がなされている。

釜山（プサン）地方国土管理庁傘下陣営国土管理事務所は洛東江（ナクトンガン）一帯で水中調査サービスを進めて沈没した浚渫船の状態と残った油の有無、引き揚げ計画と費用などを検討している。

サービスを終えても沈没した浚渫船の場合、船主が別々にあって引き揚げが容易ではない状態だ。

また、川中に捨てられた各種浚渫装備の現況を把握して放置浚渫装備を除去するという計画だ。

釜山（プサン）地方国土管理庁のある関係者は「実態把握をしているがワイヤーや綱などが4大河川事業浚渫作業後放置されたことかは決めつけることはできない」として「沈没した浚渫船から油が流出するという話は聞いたことがない」と話した。

デイリー韓国（韓国語）
http://daily.hankooki.com/lpage/society/201407/dh20140710110410137780.htm