『崩壊の危険』木浦（モクポ）アパート全体住民 800人待避
国際サッカーセンター宿舎、モーテルなどに分散




▲2日午後1時57分頃全南（チョンナム）木浦市（モクポシ）山亭洞（サンジョンドン）新案ビーチ3次アパート団地内の駐車場道路が沈下して乗用車が崩れた道路の中に入ってあたかも戦場を彷彿させている。 聯合ニュース

駐車場がすっかり落ちた全南（チョンナム）木浦市（モクポシ）山亭洞（サンジョンドン）新案ビーチ3次アパート住民800人余りが緊急待避した。

2日午後1時57分頃、3次アパート302棟と303棟の前駐車場と再び80m余り(幅7m)が崩れて住民1人がケガして駐車車両1台が押し流される事故が発生した。

事故がおきるとすぐに2棟300世帯住民800人余りは簡単な生活用品だけ取りまとめてアパートを抜け出した。

木浦市（モクポシ）と建設会社は国際サッカーセンター宿舎、旅館などに仮住所を用意して受け入れる計画だ。

この日の事故は新案建設が駐車場のすぐそばにアパートを作って予想されたものと住民たちは荒々しく抗議した。

新築掘削工事で数ヶ月前から駐車場と道路に亀裂ができて一部は落ちたがまともに安全措置を取らずに結局崩れたと主張した。

この業者が前日から落ちた駐車場に土を満たしてレミコンで補修する過程で土砂が押し流されて崩れたものと警察は見ている。

この業者は『来る6日午後6時まで亀裂ができた駐車場を補修しなければ刑事告発する』という木浦市（モクポシ）の公文書を受けて工事をしているところだった。

住民イ・ヒョク(50)さんは「かなり以前から正確な安全診断を要求したのに木浦市（モクポシ）が冷遇した」として「新築工事現場消防道路を廃止しながらも該当住民たちに知らせないで公聴会をするなど市会議員と組んで処理してしまった」と主張した。

木浦市（モクポシ）はこのアパート管理事務所内に対策本部を設けてソウルで構造技術士、土質専門家などを呼んで安全診断をする予定だ。

ソ・テビン住宅課長は「構造技術士などが駐車場沈下原因とアパートの崩壊恐れがあるのかなどに対する全般的な安全診断をする予定だ」として「その結果により対処する」と明らかにした。

新案建設側は「アパート新築をめぐって住民と補償協議が遅れたせいで補強工事を正しくすることができず事故がおきた」として「駐車場とは違ってアパートはファイルを打ち込むなど丈夫に基礎工事をして建物安全には問題がない」と解明した。

韓国日報（韓国語）
http://news.hankooki.com/lpage/society/201404/h2014040216530621980.htm