1: 蚯蚓φ ★ 2018/06/16(土) 15:01:01.07 ID:CAP_USER
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15日は6・15南北共同宣言18周年となる日。最近、韓半島雪解けムードの中、2000年当時、北朝鮮が寄贈した豊山(プンサン)犬「ウリ」と「トゥリ」が話題になっている。東亜(トンア)日報が豊山犬の行方を追跡してみると・・・。

こんにちは。私は2013年生まれで今年5才、人間の年齢で30代の青年、豊山犬の「アンソニ」と言います。私は京畿道果川市(キョンギド・クァチョンシ)ソウル大公園で暮らしています。雄です。こう見えてもかなり家柄の良い子孫です。えへん。18年前の00年、南北初の首脳会談で、金大中(キム・デジュン)大統領が北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記から贈られた豊山犬「ウリ(雄)」と「トゥリ(雌)」がまさに私の曽祖父母です。

私の曽祖父母が韓国に来たのは18年前です。曽祖父の「ウリ」は13年春に、曽祖母の「トゥリ」は同年秋にそれぞれ13才で亡くなりました。二人は幸せな「犬生」を送りました。大統領府で暮らしていましたが、二人を見たいという国民の要請でソウル大公園の動物園に移り住み、生涯多くの愛を受けました。

二人は仲も良く、21匹の子を産みました。種の保存のため「浮気」をして10匹の腹違いの子を産み、計31匹の子宝に恵まれました。北朝鮮の中央動物園で寄贈を受けた雄と韓国で生まれ育った雌の豊山犬が相手だったそうです。

ところが私は祖父母たちに一度も会ったことがありません。すべて公開入札で機関や個人に行くことになったとそうです。

心が痛む便りだけ聞きました。02年頃だったか。祖父母の一人が大邱(テグ)東区庁に行ったといいます。04年に4匹の子どもたちと共に再び公売処分されたそうです。当時、祖父母の家は東区館内にある八公山(パルゴンサン)ボンム公園の犬舎でしたが、夜に吠えるので公園を散歩する地域住民たちから憎まれたそうです。咸鏡南道(ハムギョンナムド)豊山が原産地の豊山犬は本来猟犬の一種なので、おとなしいペットとは違います。

しかも、03年秋に6匹のおじ、おばが産まれ、犬舎がいっぱいになると、動物保護団体が子犬を育てるのに適切でないと問題を提起したようです。このような嘆願と抗議が続き、東区庁で維持することができなくなって、公売処分したのでしょう。

31匹の祖父、祖母でなければ、100匹以上のおじ、おばを産まなかったでしょうに・・・・。 残念なことに現在「行方を把握できるウリ・トゥリの子孫は誰か」と尋ねるなら、まさに私、アンソニだけだそうです。私の父親はウリ・トゥリのひ孫のプンで、母親は国内生まれの豊山犬で、数年前に亡くなった「アンジュ」です。私は「アンジュのサン(息子)」という意味で「アンソニ」と名付けられました。現在、13年に大統領府がソウル大公園に寄贈した韓国生まれの豊山犬の雌「ハンラ」と暮らしています。

ハンラは結婚したことはありませんが、もう年を取り(11才)今結婚しても子どもを産むことはできないでしょう。私はまだ若いですが、飼育係の顔色をうかがうと、私を結婚させない考えのようです。私の血統を守ることは豊山犬種保存協会の仕事であって動物園がすることではないと考えているようです。ハンラが死ねば、動物園で一人で残されることになります。07年生まれのハンラが15才まで生きたとしても、私が一人になる日まで4年しかありません。

18年前の会談の時、曽祖父母のウリとトゥリは、南北平和の象徴のような存在でしたが、私までいなくなれば、子孫の行方が不明になるということを誰も知らないでしょう。今からでも私のパートナーを探して大切な血をつなぐことができるといいです。

キム・ハギョン記者

ソース:東亜日報日本語版<18年前に北朝鮮が寄贈した豊山犬、今はどこに?>
http://japanese.donga.com/List/3/all/27/1354893/1

引用元: ・【韓国】 18年前に北朝鮮が寄贈した豊山犬、今どこに?~子孫、最後の一匹の嘆き[06/16]

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