1: 蚯蚓φ ★@無断転載は禁止 2017/03/01(水) 01:17:57.60 ID:CAP_USER
 狂気の時代だ。朴槿恵(パク・クネ)大統領弾劾審理をする憲法裁判官を殺害するという言葉が公然と出回っている。朴槿恵-チェ・スンシル国政壟断を暴いているパク・ヨンス特別検察官を「殺してしまえ」という声まで聞こえる。常識と理性が失踪し、野蛮と狂気が大手を振るう世の中になった。

 昨年1000万本のろうそくが平和に燃え上がった時、韓国社会の積弊をきれいに清算する機会が訪れるという期待が膨らんだ。だが、最近になってそれは希望混じりの楽観であったことが露わになった。大統領弾劾に反対するいわゆる「太極旗集会」は勢力を伸ばし、ますます過激化している。白色テロが乱舞した解放政局に戻るのではないかという不安まで抱くほどだ。弾劾政局が終われば消える一時的な現象ではなさそうだ。

 経済的に世界10位圏に達した大韓民国が、政治的にはなぜこれほどの後進性を抜け出せずにいるのだろうか。誰が“広場の狂気”を焚きつけて、私たちの社会を退行させているのか。

 まず、公的概念が不在な政治家が挙げられる。政治家の資格要件のうち最も重要なのは公人意識を持つことだ。公とは「私的なことに背を向ける」という意味だ。だが、一部の政治家は権力を握ればこれを私的に利用して、自身と徒党の利益を得る手段として使ってきた。朴槿恵-チェ・スンシル国政壟断事件は、公的概念のない政治家が国をどこまで亡ぼすことができるかを示す代表的事例だ。

 私益の追求に没頭する政治家は、彼らの利益だけのために国民を自分の側と反対側に分ける。国民統合は口先だけで、自身の権力維持のために絶えず国民を分断し叩いて葛藤を助長する。ろうそく集会に対抗して太極旗集会がますます勢力を伸ばし過激になった裏には、大統領府に最後まで居座っている朴大統領とこれに同調する一部の親朴政治家たちがいる。彼らは自分たちの権力維持のために、ろうそく市民と太極旗集会参加者の流血衝突をも辞さないだろう。むしろそれを焚きつけているのかも知れない。

 こうした政治家を支えているのは、一部の所信のない官僚たちだ。公務員は国民の税金で生活している。公務員が自身を食べさせてくれる国民のために奉仕しなければならないのはあまりにも当然の義務だ。だが、私益を追求する政治家に媚びて不当な利益を得ようとする官僚が少なくない。特に国家情報院や検察警察など権力機関の官僚が最も激しい。国家を法律に則り運用し、国民の生命と財産を保護せよとして与えられた強大な権限を、自身の出世と私益のために誤用する。

 自身の人事権を握っている権力者に消極的に服従する官僚もいるだろう。問題は、自分たちがさらに積極的に出て政治家たちに忠誠を尽くし、その見返りを得ようとする官僚たちだ。特検の延長を拒否し、朴大統領守護に没頭している黄教安(ファン・ギョアン)首相が代表的だ。彼は“厚黒総理”(面の皮が厚く心が黒いこと)らしく、自身の権力意志を巧妙に偽装して朴大統領と親朴勢力の利益のために奉仕して、さらに大きな見返りを得ようとしている。 彼の目には、国民は必要な時に自身の人気集めに動員する演劇舞台の小道具に過ぎない。
>>2-5のあたりに続く

チョン・ソック編集人
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韓国語原文入力:2017-02-27 19:06
http://www.hani.co.kr/arti/opinion/column/784418.html 訳J.S(2117字)

ソース:ハンギョレ新聞日本語版[コラム] 誰が“広場の狂気”を焚きつけるのか
http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/26646.html

引用元: ・【韓国】 誰が「広場の狂気」を焚きつけるのか~公的概念のない政治家、官僚、曲学阿世の学者、真実を糊塗するジャーナリスト[02/28] [無断転載禁止]©2ch.net

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