1: まぜるな!キケン!! 2019/07/29(月) 17:53:06.75 ID:CAP_USER
夏の風物詩、野外ロックフェスティバルをめぐり、韓国を代表する大型フェスが開催3日前に突如中止を発表する異例の事態を迎えている。
国内でのロック人気の低迷が顕在化した格好で、現地メディアからは「韓国ロックフェス文化は終わりを迎えた」との声が挙がる。
影響は韓国の音楽ファンにとどまらず、同時期に日本で開催されるロックフェスの出演者交渉にも及ぶ可能性がある。(外信部 時吉達也)

23日に開催中止が発表されたのは、ソウル南東・利川を会場とする「ジサン・ロックフェスティバル」。
オアシスやレディオヘッド、レッド・ホット・チリペッパーズといった海外の有名バンドを迎えて、
2009年から続いてきた「ジサンバレー・ロックフェスティバル」を新たな主催者が引き継ぎ、26日から3日間の日程で2年ぶりに開催される予定となっていた。

「時代の流れを読めず、観客と意思疎通ができなかった」。
主催者は開催中止理由に関し抽象的な説明に終始するが、現
地メディアは「メーンアクトとなる海外アーティストの招聘(しょうへい)失敗」と「集客の低迷」を挙げる。

韓国では日本のロックフェスの草分け「フジロック・フェスティバル」の初開催から2年後の1999年に初の大型フェスを開催。
その後は空白期間が続いたが、2006年の「仁川ペンタポート・ロックフェスティバル」開催成功が呼び水となり、
後発のロックフェスが次々に誕生した。2013年ごろまで、規模は拡大の一途をたどった。

共通した特徴は、「フジロック」や都市型フェス「サマーソニック」などと日程を重ねることで、
来日したアーティストを「ついでに韓国国内の舞台に立たせる」(「ソウル経済」紙)戦略だった。
オアシスら前述のバンドも、みなフジロックなどと掛け持ちして出演していた。

しかし、フェスの乱立に伴い、日本経由の数少ない大物アーティストの争奪戦が勃発。
出演料の高騰が運営を逼迫(ひっぱく)した。韓国で人気の高いヒップホップやEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)の
出演者でタイムテーブルを埋める苦肉の策はロックファン離れを招き、近年は事業撤退が相次いでいた。

 「夏のロックフェス、韓国では事実上終わりを迎えた」(通信社「ニューシス」)「起きるべくして起きた」(「東亜日報」)。
今回の異例の事態にも、韓国内ではすでに諦めのムードが漂う。「他国のコンテンツに依存するしかない環境下で起きた過競争が、
さらに(運営上の)リスキーな制作環境を生んだ」。主催者が開催中止発表の中で吐露した言葉に、韓国ロックフェスの長年の苦悩がにじんだ。

一方、「夏フェス」文化が定着した日本にとっても、隣国のロックフェスの終焉(しゅうえん)はまったく無関係とはいえない。
欧米から来日するアーティストの立場からは、日韓で効率よく出演料を稼ぐ「うま味」が半減することを意味する。
女性アイドルグループなど、他ジャンルを出演陣に組み込む動きはすでに日本のフェスでも広がっており、出演者の構成にさらなる変化をもたらす可能性がある。
フジロックの出演交渉を担当するプロモーター会社「スマッシュ」は「フェス開催の最中で担当者が現地入りしており、取材に対応できない」としている。

https://www.sankei.com/world/news/190729/wor1907290002-n1.html

引用元: ・【音楽】“日本に便乗”の韓国ロックフェス終焉の危機…日本の大型フェスに日程合わせ大物アーティストに日本経由で来てもらう戦略[7/29]

【だからフジロックは反日フェスなのか 【音楽】“日本に便乗”の韓国ロックフェス終焉の危機…日本の大型フェスに日程合わせ大物アーティストに日本経由で来てもらう戦略[7/29] 】の続きを読む