1: ねこ名無し ★@無断転載は禁止 ©2ch.net 2016/07/12(火) 01:06:49.50 ID:CAP_USER
技術標準戦争の信号弾なのか。国連専門家会議参加国である韓国と英国、フランス、ドイツ、日本が組んで自動運転車の共通基準を用意する。
米テスラの自動運転車の死亡事故など関連事故が相次ぎ自動運転車の運行を規制する基準作りが急がれることになったのに伴ったものだ。日本経済新聞は自動運転車を準備中の国連専門家会議参加国が自動運転基準作りを急いでいると10日に報道した。
共通基準とは追い越しや車線譲歩など自動運転の状況別運行基準を意味する。

これらの国は今秋に走行基準の枠組みをまとめ、2018年までに細部基準を完成させる計画だ。走行基準はそのまま自動運転技術の指針になるだけに、盛り込まれる内容に業界の関心が集まっている。
米国家道路交通安全局(NHTSA)が早ければ今月中に関連基準を発表する予定の中で、アジアと欧州の主要国が米国とは別途のグローバル基準作りに乗り出すことにしたものだ。

共通基準には自動運転車が追い越しできるところを高速道路に制限し、自動運転中に発生する事故のすべての責任はドライバーが負う内容が盛り込まれる見通しだ。また、操作の優先順位は自動運転システムよりドライバーに置く。
眠気・わき見防止装置を搭載する一方、ドライバーが警告音に反応しなければ自動で車が止まるなどの安全システムを導入する内容も入れられるものとみられる。すでに日本のIT企業オムロンなどはドライバーの状態を計るセンサーの開発に乗り出した。

こうした内容の国際基準は自動運転車技術で一歩遅れていた韓国とドイツ、日本に有利に作用する見通しだ。現在の自動運転車技術は米国のIT会社が主導している。
テスラとグーグルは一般道でも運行できるほどの技術を持っているのに対し、ドイツと日本はソフトウェア技術で一歩遅れている状態だ。
ところが専門家会議に参加した国が自主的な安全・走行基準を作れば一種の非関税障壁が作られ、米国の自動運転車の市場参入を制限することもできる。

実際に専門家会議に含まれた国は追い越しを高速道路だけで認めるのに対し、米国ではほとんどすべての道路で追い越しと合流を認めている。
また、専門家会議では人だけをドライバーと認定する可能性が高いのに比べ、米国は人工知能も法的にドライバーとみている。
ドイツと日本は自動運転車の商用化目標とした2020年までに共通基準をてこにして自己中心の技術標準市場を作ることができる。市場保護を通じて技術の商用化水準を決めるなど主導権を奪われないようにするという意味だ。

このためにドイツと日本が意図的に米国を排除したという感も消すことはできない。専門家会議参加国が共通基準を出すと明らかにしたタイミングが微妙だ。
1日に米テスラが自動運転中に死亡事故を起こし、自動運転車の開発と運行基準作りが急がれるという指摘が提起され、これに対する素早い対応と解釈される。日本経済新聞はこれらの国が共通基準案づくりを「急いだ」と評価した。

技術力で先行し余裕を見せていた米国としてはいまや技術標準をめぐって一勝負行わなければならない立場だ。グーグルやテスラの自動運転車技術は欧州や日本より5年以上先行しているという評価が一般的だ。
大林(テリム)大学自動車学科のキム・ピルス教授は「米国の自動運転技術が100ならば他の国は80~90水準にすぎず、自動運転車技術開発は米国主導で流れるほかはない」と説明した。
キム教授は「アジアと欧州の主要国が米国を排除して自動運転車基準作りに乗り出せば、技術・法規・保険・慣習などをめぐり2つのグループ間での競争は避けられない」と予想している。

http://japanese.joins.com/article/132/218132.html
http://japanese.joins.com/article/133/218133.html

引用元: ・【中央日報】韓国・日本・ドイツvs米国…自動運転車に2つの標準[7/12]©2ch.net

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