1: ねこ名無し ★@無断転載は禁止 2017/06/05(月) 14:46:30.52 ID:CAP_USER
国政介入事件で起訴された韓国の朴槿恵前大統領の友人、崔順実被告の娘、チョン・ユラ氏が滞在先のデンマーク(デンマークでは不法滞在の疑いで身柄拘束)から強制送還されて帰国し、逮捕されました。
国政介入事件そのものが韓国の民心に火をつけてしまったわけですが、母親の力で名門大学へ不正入学を果たし、乗馬競技をめぐって財閥から特別支援を受けていたユラ氏の存在はその怒りの火に油を注ぐ結果となったのでした。
当初、ユラ氏はドイツに滞在しており、韓国への帰国を拒否していました。すると介入事件を捜査していた特別検察はテロ犯などの逮捕に発令される「赤色手配」を発出、ユラ氏を国際指名手配しました。テロ犯と同じ扱い…。
超学歴社会・競争社会の韓国では、名門大学への不正入学は許されない犯罪です。縁故がはびこる社会にあって、大学入試は、実力で評価される数少ない機会と考えられているからです。
無思慮で無分別だったとはいえ、たった20歳の小娘がテロ犯と同じ扱い…。ユラ氏のケースは、「民心とともに踊った検察」ならではのものともいえるでしょう。
朝鮮半島情勢に詳しい龍谷大学の李相哲教授は、韓国検察と政治の関係についてこう述べています。
「韓国政治の病は、5年単任制の韓国大統領にあるのかもしれない。任期半分を越えれば大統領は求心力を失い、3年をすぎれば、検察もメディアも次期政権の向背に敏感になる」
そんな検察の改革を文在寅大統領が進めようとしています。日本と違い、韓国の検察は捜査権、起訴権、逮捕請求権、警察指揮権を独占。身柄拘束の決定権も持っています。
文氏は捜査権を警察に移し、検察は起訴権と補充的な2次捜査権だけを持つようにすることを目指しています。
人事面でも、司法機関を総括する民情首席秘書官に初の非検察出身者で韓国検察を「ハイエナ」にたとえたこともあるチョ・グク・ソウル大法学専門学院教授を抜擢しました。
また韓国検察内で「ビッグ4」の1人に位置づけられるソウル中央地検長に地方のヒラ検事を起用。この元ヒラ検事は朴政権時代に朴氏が当選した2012年の大統領選挙への国家情報院の介入疑惑を捜査。当時の上層部の反対を押し切って国情院職員を逮捕したというツワモノです。
上司という“権力”からも独立した真の検察官かと思いきや、もともと当時野党だった「共に民主党」に近い人物だったとの指摘も…。
検察が再び政権寄りになるのではとの危惧も出ています。
文氏の就任直後、ソウル中央地検は「文在寅は共産主義者だ」とかつて発言した元検事の男性への捜査を始めました。名誉毀損だとして文氏が告訴してから20カ月後のことでした。阿諛(あゆ=へつらい)という言葉が浮かんできます。
検察はさらに、1980年に起きた民主化運動、光州事件、3年前のセウォル号事故、国政介入疑惑を再捜査・追加捜査する方針とされ、左派系による保守系への報復の構図がまたもや繰り返されそうな気配です。
韓国検察の改革は容易ではないでしょう。でも改革に一番有効なのは韓国社会のさらなる成熟だと思います。情の支配でなく、法の支配です。
「政治検察」「ハイエナ」と批判しながら、企業経営者や資産家の一番人気のお婿さん候補は検察官なのだとか。身内に検察がいれば、ちょっとの罪なら何とかしてもらえると考えているのかもしれません。
もし、それが事実なら、そういう価値観が結局は検察の強権性を後押ししている-というふうには思わないのかなあ。(kamo)
http://www.zakzak.co.jp/zakjyo/zkj-news/news/20170605/zkj1706051225001-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/zakjyo/zkj-news/news/20170605/zkj1706051225001-n2.htm
国政介入事件そのものが韓国の民心に火をつけてしまったわけですが、母親の力で名門大学へ不正入学を果たし、乗馬競技をめぐって財閥から特別支援を受けていたユラ氏の存在はその怒りの火に油を注ぐ結果となったのでした。
当初、ユラ氏はドイツに滞在しており、韓国への帰国を拒否していました。すると介入事件を捜査していた特別検察はテロ犯などの逮捕に発令される「赤色手配」を発出、ユラ氏を国際指名手配しました。テロ犯と同じ扱い…。
超学歴社会・競争社会の韓国では、名門大学への不正入学は許されない犯罪です。縁故がはびこる社会にあって、大学入試は、実力で評価される数少ない機会と考えられているからです。
無思慮で無分別だったとはいえ、たった20歳の小娘がテロ犯と同じ扱い…。ユラ氏のケースは、「民心とともに踊った検察」ならではのものともいえるでしょう。
朝鮮半島情勢に詳しい龍谷大学の李相哲教授は、韓国検察と政治の関係についてこう述べています。
「韓国政治の病は、5年単任制の韓国大統領にあるのかもしれない。任期半分を越えれば大統領は求心力を失い、3年をすぎれば、検察もメディアも次期政権の向背に敏感になる」
そんな検察の改革を文在寅大統領が進めようとしています。日本と違い、韓国の検察は捜査権、起訴権、逮捕請求権、警察指揮権を独占。身柄拘束の決定権も持っています。
文氏は捜査権を警察に移し、検察は起訴権と補充的な2次捜査権だけを持つようにすることを目指しています。
人事面でも、司法機関を総括する民情首席秘書官に初の非検察出身者で韓国検察を「ハイエナ」にたとえたこともあるチョ・グク・ソウル大法学専門学院教授を抜擢しました。
また韓国検察内で「ビッグ4」の1人に位置づけられるソウル中央地検長に地方のヒラ検事を起用。この元ヒラ検事は朴政権時代に朴氏が当選した2012年の大統領選挙への国家情報院の介入疑惑を捜査。当時の上層部の反対を押し切って国情院職員を逮捕したというツワモノです。
上司という“権力”からも独立した真の検察官かと思いきや、もともと当時野党だった「共に民主党」に近い人物だったとの指摘も…。
検察が再び政権寄りになるのではとの危惧も出ています。
文氏の就任直後、ソウル中央地検は「文在寅は共産主義者だ」とかつて発言した元検事の男性への捜査を始めました。名誉毀損だとして文氏が告訴してから20カ月後のことでした。阿諛(あゆ=へつらい)という言葉が浮かんできます。
検察はさらに、1980年に起きた民主化運動、光州事件、3年前のセウォル号事故、国政介入疑惑を再捜査・追加捜査する方針とされ、左派系による保守系への報復の構図がまたもや繰り返されそうな気配です。
韓国検察の改革は容易ではないでしょう。でも改革に一番有効なのは韓国社会のさらなる成熟だと思います。情の支配でなく、法の支配です。
「政治検察」「ハイエナ」と批判しながら、企業経営者や資産家の一番人気のお婿さん候補は検察官なのだとか。身内に検察がいれば、ちょっとの罪なら何とかしてもらえると考えているのかもしれません。
もし、それが事実なら、そういう価値観が結局は検察の強権性を後押ししている-というふうには思わないのかなあ。(kamo)
http://www.zakzak.co.jp/zakjyo/zkj-news/news/20170605/zkj1706051225001-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/zakjyo/zkj-news/news/20170605/zkj1706051225001-n2.htm
引用元: ・【韓国】政権が変わっても「情の支配」から逃れられない?韓国検察と国民の複雑な関係[6/05] [無断転載禁止]©2ch.net
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