1: Hi everyone! ★@\(^o^)/ 2014/06/12(木) 02:30:54.27 ID:???.net
ソース(日経ビジネスオンライン、「中国新聞趣聞~チャイナ・ゴシップス」、福島香織氏)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20140610/266567/

 中国の精神科病院の内部を記録したドキュメンタリー映画監督・王兵の新作「収容病棟」がまもなく日本でも公開されるようだ。
私は先月、配給元から試写用DVDをいただいて観た。4時間近い長編で、BGMもなければ、ナレーションもない、クライマックスもない、
いつもながらの王兵節なので、これを劇場で見るのは、よほど忍耐が必要かもしれない。

 しかし、それでも、見て損はない、と言えるのは、中国の「精神科病院」は、中国社会の縮図であり、病棟内の患者の姿をありのまま
に撮影したこの作品は、中国社会の抱える矛盾、問題を鏡のように映し出しているからだ。閉ざされた病棟に暮らす人々は、いわゆる
「心の病」の患者だけではない。中国当局の言うところの「社会不適合者、秩序乱す者」が収容される場所でもある。一人っ子政策を
違反した者、政府に陳情行為を繰り返した者、宗教にはまった者。今回のコラムは、今の中国で社会問題となっている精神疾患の
実態について、考えてみたい。

■13人に1人が心の病、2分に1人が自殺

 中国には精神疾患者が1億人以上いるとわれている。13人に1人が心の病という計算になる。何をもって精神疾患というかはあいまい
ながら、これは中国衛生部疾病コントロールセンターの推計だ。このうち重篤な精神疾患は1600万人をこえるという。また鬱病の生涯
有病率は人口の4%で約5500万人。日本の生涯有病率は6.5%前後だから、もちろん日本の方が高い。

 自殺者は多い。自殺大国と言われている日本よりも、比率は若干高いだろう。推計には諸説あるが、毎年9月11日の世界自殺予防デー
などで繰り返し報道されているのは、「2分ごとに1人自殺、8人が自殺未遂、1人自殺するごとに平均6人の家族・友人を直接的間接的に
被害に巻き込んでいる」。2011年6月8日付のフィナンシャルタイムス中国語版に工人日報の編集者で人気コラムニストの石述思氏が
寄稿した記事では「毎年自殺を試みるものは200万人(うち165万人が未遂で)年間35万人が自殺している」という数字が出ている。
この数字について、中国の掲示板では「こんなに少ないわけがない!」という反応が多かった。

 近年は小学生自殺、官僚自殺、富豪自殺、ウイグル族や貧困層の自殺性暴力事件(貧困テロ)、フォックスコンなどに見られた従業員
の連鎖自殺と…自殺がらみの社会ニュースが目立っているから、そう思うのも無理はない。国内ではほとんど報道されることはないが、
チベット族の焼身自殺事件も海外ニュースに関心のあるネットユーザーなら知っているだろう。

 中国の自殺の特徴は、都市より農村部での自殺、男性より女性の自殺が多く、6割近くが農薬か殺鼠剤による服毒自殺だという。
背景には農村の貧困、女性蔑視の風土などがあるとされている。このフレーズは2005年ころからメディアで繰り返されている。

■自殺者は農村の女性から小中学生、官僚、富豪へ

 近年の傾向としては、若年化が目立ち、15歳から34歳までの年齢の死亡原因の第一位は自殺。特に小中学生の自殺事件が社会問題
として注目されている。2013年上半期にメディア上で報道された小中学生の自殺事件は79件(中国教育発展報告2014年)。これは教育部
がゆゆしき事態として、予防対策を急いでいる。小中学生の自殺は男子の方が多いそうで、背景には受験競争や重過ぎる親の期待など
があるのでは、と専門家らは分析している。実数的には自殺者全体の3分の1が55歳以上である。

 近年のもう一つの傾向は官僚と金持ちの自殺が目立っていることだ。私が北京駐在だった2008年以前は、自殺問題は農村、貧困層の
問題であり、虐げられた人たちの問題だった。ところが2013年から14年6月まで官僚の自殺・不審死(殺人か自殺か事故か不明)は55人
に上る。

>>2以降に続く)

引用元: ・【中国】13人に1人が心の病、2分に1人が自殺…精神疾患1億人、心病む中国。だが、本当に病んでいるのは1億人か、12億人か[06/12]

【中国・朝鮮はまとも奴が狂う呪われた地 -【中国】13人に1人が心の病、2分に1人が自殺…精神疾患1億人、心病む中国。[06/12]】の続きを読む