2000万円の借金理由に犯行

　強盗未遂容疑で警察に緊急逮捕されたのは、警察の幹部だった。

　京畿道南楊州警察署は今月8日、ソウル城北警察署交通課の警衛（日本の警部に相当）＝48＝を、
特殊強盗未遂容疑で緊急逮捕した、と10日発表した。

　警察によると、この警衛は先月25日午後10時50分ごろ、南楊州市の団地型マンションの地下駐車場で、
女性（47）を刃物で脅して金を奪おうとし、失敗して逃走した疑いが持たれている。経営は女性が大声を上げて
激しく抵抗したため、驚いて逃走したという。警察は近くの監視カメラや、女性の車のブラックボックスなどを
基に捜査を行い、警衛を検挙した。

　警察の調べに対し警衛は「個人的に2億ウォン（約2000万円）ほどの借金があったため、金が欲しくて
犯行に及んだ」と供述した。警衛は勤務先の警察署の近くで乳製品販売店を営んでいる被害者が金を持っていると考え、
自宅まで追跡して犯行に及んだことが分かった。警察庁は警衛に対する監督責任を問い、城北署の
ハン・ヒョンウ所長に自宅待機を命じた。

チョン・ギョンファ記者

朝鮮日報／朝鮮日報日本語版　2014/06/11 10:03
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/06/11/2014061101078.html