1: 蚯蚓φ ★@無断転載は禁止 2017/04/06(木) 23:07:42.87 ID:CAP_USER
2012年11月1日付日本産経新聞科学セクションに地図が一つ掲載された。「ゲノム分析による日本人の遺伝系統概念図」。当時、ちょうど研究が終わり発表された日本人の遺伝子分析結果報告書の内容を要約して視覚的に見せる地図だ。国立遺伝学研究所集団遺伝研究部門の斎藤成也教授チームが100万個の塩基を一度に比較分析できるシステムを利用、それまで議論が多かった日本人の遺伝的系統を明確にした。下の地図は産経新聞に載った地図をそのまま、日本語部分だけ韓国語に変えたものである。

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この報告内容を歴史的脈絡に対する補足説明を加えて要約すると以下の通り。
(中略)

近代期に入ると日本はすぐに最近まで韓半島から受けた影響を根本的に否認してきた。植民地時代には無知蒙昧な朝鮮人たちを自分たちが「啓蒙」して良い暮らしをするように導いてあげなければなければならない、と主張し、1960年代まで自分たちはどんな血も混ざらなかった「純粋血統」天皇の子孫という点を強調した。

1970年代、古代東アジアで活発な交流があったという証拠が次から次へあらわれ始め、特に石器時代を抜けた弥生文明は日本外部から海を渡って来た人々の影響であることが確実になった。それにもかかわらず、日本は韓半島の影響を認めようとしなかった。日本に古代文明を起こした「渡来人はシベリア、中国、東南アジア、オーストラリアおよび太平洋諸島、韓半島などからきた」というふうに、韓半島からの影響を希薄にしようとしてきた。

しかし、科学はイデオロギーを跳び越える。もちろんすべての科学がそうではない。操作された実験と論理でイデオロギーに従う科学ではなく、本当の科学がそうだということだ。日本の遺伝学界の中でも最も権威を認められる国立遺伝学研究所、東京大医学研究科、総合研究大学院大学生命科学研究科などの研究陣が共同研究した結果、出てきたこのゲノム分析は総合研究大学院大学ホームページに全文が載っており、産経新聞のような代表的メディアにものせられて大衆的にも知らされた。

どういう理由か現在の該当産経新聞記事のリンクは開かないが、この報告での全般的な内容はすでにオンラインで相当数の日本人ブロガーに共有されている。これまで誰も言わなかった歴史的真実を先端科学が証明したわけだ。すなわち伽耶人たちが日本に渡っていって日本の古代文明を起こしたということだ。日本の原始時代を閉ざし古代社会を開く弥生文明の跡は日本本土全域に現れるが、渡来人によって九州北部地方から始まったことは定説として受け入れられている。今まで、弥生人と韓半島南部渡来人の間の遺伝学的関連性が明確ではないことになっていたが、今回の研究で弥生人は韓半島南部から来た人々の子孫であることが明らかになったのだ。

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▲韓半島から稲作や文化、技術が日本に伝えられた2000年前を再現した日本の吉野ヶ里遺跡。(c)聯合ニュース

この様な脈絡でイ・ジョンギの《伽耶の王女、日本に行く》はまた、驚くべき先駆的洞察を見せる。日本初の古代国家とされる「邪馬台国」の開局始祖と伝えられる卑弥呼という女性は、伽耶王室から渡っていった女性という主張だ。この主張もやはり、これまで韓日歴史学界から正当な評価を受けられていない。おそらく歴史的根拠が不充分だという理由かもしれない。既存の歴史家はそのように見るかもしれない。今までの歴史学は文字で残された記録や遺物・遺跡などだけを歴史的な根拠と認めてきたからだ。当然、この様な根拠は消されただろう。

伽耶滅亡から1600年以上の歳月が流れた。これまで韓国が日本の植民地になった時期もあった。植民支配を正当化するには自分たちが韓半島人の子孫であることを認めては困るだろう。特に伽耶が直接的な先祖であったという事実を日本人の知識人の中には以前から察していた人もいただろう。それなら日本が韓半島を強占して抑圧で統治することは人倫に照らして、非人間的行為に該当するといえるだろう。
>>2-5のあたりに続く

イ・ジンア環境・生命著述家

ソース:時事ジャーナル(韓国語) 日本人遺伝子地図に含まれた歴史[イ・ジンアの地球上から見る人類史]「伽耶人たちが海を渡って弥生文明を作った」
http://www.sisapress.com/journal/article/167272

引用元: ・【古代史】 日本人の遺伝子に刻まれた歴史~卑弥呼は伽耶の王女、伽耶人が海を渡って弥生文明を作った[04/06] [無断転載禁止]©2ch.net

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